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立ち上がり始めたDLNA、来年には対応製品が本格展開へCEATEC JAPAN 2005(2/2 ページ)

» 2005年10月07日 22時00分 公開
[小山安博,ITmedia]
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 1.0では、サーバーに保存されたコンテンツを再生することしか規定されていないが、1.5ではサーバーのコンテンツを別のサーバーに保存したり、サーバーのコンテンツを再生しているテレビを、さらに別のDLNA対応機器でコントロールしたり、より柔軟にコンテンツのやりとりができるようになる予定。

 デジタル著作権保護機能に関しても、ガイドラインとは別に対応が進められており、1.5と同じタイミングでリリースしたい考え。

 来年1月に米国で開催される家電系の総合展示会「2006 International CES」でもDLNAブースを出展する予定だそうで、ここから「米国でもDLNA対応製品が立ち上がっていくだろう」(同)という。このCESでは、1.5対応予定の製品も展示される見込みだ。

photo ミツミのデジタルメディアアダプター。OEM向けの製品で、来年1月に発売予定
photo 東芝の新しい薄型テレビ「Z1000」シリーズ。発売は10月下旬から順次
photo 東芝のHDD/DVDレコーダー「RD-X6」。12月発売予定
photo こちらも東芝の「次世代gigashot」。9月末に発表されたばかりの「gigashot V10」をDLNAに対応させるもの、ということだが、ハードウェアは同一で、ソフトウェアだけ変更しているそうだ。既存のV10がソフトウェアアップデートでDLNAに対応できるかどうかは検討中だという
photo 発表されたばかりの8ch同時録画可能な「Xビデオステーション」(ソニー)
photo こちらも発表されたばかりのソニー「VAIO type X Living」
photo パイオニアが参考出展した「デジタライブラリー」。基本的にはHDDを内蔵したSTBで、米国市場を想定した製品とのこと。国内向けには、既存のHDDレコーダーをDLNA対応にしていく考えらしい
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