オーテク、黒檀材ヘッドフォン＆ヘッドフォンアンプやチタン採用インナー型など新製品（2/2 ページ）

[西坂真人，ITmedia]

アートモニターヘッドフォン「ATH-A900LTD」

　「ATH-A900LTD」は、同社のアートモニターヘッドフォンシリーズの人気商品「A900」をベースにした特別限定モデル。同社の最上位機に使われているダイヤフラムを使った専用ドライバーユニットを搭載。不要な振動を排除する高剛性アルミハウジング、左右両出し・独立アース線4芯構造の3メートルHi-OFC入力コード採用など厳選パーツを使って高音質を追求している。重さは約350グラム。出力音圧レベルは103dB/mW（JEITA）、再生周波数帯域は5〜42000Hz、インピータンスは40Ω。

密閉型インナーイヤーヘッドフォン「ATH-CK7」

　密閉型インナーイヤーヘッドフォン「ATH-CK7」は、ボディに抗菌作用のあるチタン鍛造ボディを採用。さらにボディ表面を鏡面仕上げにしてスタイリッシュなデザインにしている。ドライバーユニットにはネオジウムマグネット搭載の新開発φ11ミリタイプを採用したほか、CCAWボイスコイルや金メッキL型ステレオプラグ（φ3.5）などで「スタジオモニターとしても使用できるハイクオリティ音質」（同社）を可能にしたという。

パワーケーブル「AT-RP5500/2.0」「AT-RP3300/2.0」

　パワーケーブル「AT-RP5500/2.0」「AT-RP3300/2.0」は、電源プラグとコネクター部に極厚銀メッキ下地＋金コバルトメッキ仕上げを採用。高解像度を実現する反転撚り構造、振動を抑制するPE絶縁体の採用など、細部までコダワリ抜いたという。定格電圧は100ボルト、定格電力は1500ワット。電源ケーブル長は2メートル。「AT-RP5500/2.0」は直流抵抗3.6mΩ/mで静電容量81pF/m（ホット〜コールド間）、「AT-RP3300/2.0」が直流抵抗5.5mΩ/mで静電容量70pF/m（ホット〜コールド間）。

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発表会ではハウジング部のカラーバリエーションを多数用意することで、ヘッドフォンに好みの色を選ぶ楽しみを提案する「百人百色」というヘッドフォンコンセプトモデルも展示。ハウジングのカラーパーツを自由に取り替えられる仕様も検討しているという。商品化はいまのところ未定。

ハウジング部のカラーバリエーション