Apple Computerが10月19日、ニューヨークで開催した最新プレスイベントで発表した製品は、いずれもプロ向けで、Power Mac G5、PowerBook G4、Cinema Display HDの新モデル。そして、プロフェッショナルおよびハイアマチュアカメラマン向けのポストプロ用ソフトウェア「Aperture」がリリースされた。
プロおよびプロシューマー向けデスクトップMacであるPower Mac G5は、今回のモデルチェンジで、Apple初のデュアルコアCPU搭載「Power Mac G5 Quad」が最上位モデルとして追加された。デュアルコアPowerPC(2.5GHz)を2基搭載し、4個のコアを備えることになる(前モデルは2.7GHzのシングルコアを2基搭載)。
下位2機種Power Mac G5 DualのCPUクロックは前モデルと同じ2GHzと2.3GHz。L2キャッシュは1Mバイトに拡大。搭載可能メモリは前モデルの8Gバイトから、16Gバイトに拡張された。内部ドライブは最大1T(テラ)バイト。なお、PCI-Expressの空きスロットは3基(1基はグラフィックスカードに使用)となっている。
価格はDual 2GHzが24万4800円、Dual 2.3GHzが29万9800円、Quad 2.5GHzが39万9800円となっている。Quadモデルの出荷予定日はApple Storeで3〜4週間後となっている。
PowerBook G4はCPUスピードは変わらず、12インチが1.5GHz、15インチと17インチモデルが1.67GHzとなっている。ディスプレイに関しては上位2モデルが解像度を向上させ、15インチが1440×960、17インチは20インチCinema DIsplayと同等の1680×1050を搭載している。また、バッテリー駆動時間は最大で5.5時間となった。このほか、SuperDriveが全モデル搭載となっている。
ハードディスク容量は12インチと15インチが80Gバイト、17インチが120Gバイト。
価格は12インチモデルが18万4800円、15インチが24万4800円、17インチが29万9800円となっている。
Cinema Displayファミリーの3製品はいずれも価格が引き下げられた。30" Cinema HD Display(2560×1600)が34万1040円から29万9800円へ。23" Cinema HD Display(1920×1200)が17万8290円から14万9800円へ。20" Cinema Display(1680×1050)が9万4290円から9万3800円へと価格改定されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR