撮影は基本的にオートで行うカメラだが、シーンセレクト機能を搭載、状況に合わせた撮影が可能だ。
シーンセレクトとしてはスポーツ/ポートレート/風景/夜景/花火と比較的一般的な5種類を用意。面白いのは、プラス機能として用意されている「デジタルフィルター」で、人の肌などの質感を美しく表現する「コスメ」や「モノクロ」「セピア」が選択できる。またシャープ/コントラスト/彩度をそれぞれ変更することもできる。
また、初心者向けにしては珍しく露出を自動的に変えて連続撮影する「ブラケット連写」も搭載。6Mサイズで0.6EVずつ5枚、それ以外では0.3EVずつ7枚まで連写できる。
低価格コンパクトとして、手軽に撮影を楽しむ工夫として導入されているのが、レンズ脇の小さなミラーで、自分撮りをする際に利用すれば、構図を確認しながら気軽に撮影できる。
ムービー撮影に強いXactiシリーズだが、このDSC-S6は、QVGA/15fpsの音声なし動画のみしか撮影できないのは少し残念。最近はケータイカメラも進化し、このレベルのムービーであれば撮影できてしまうので、もう一がんばり欲しかったところ。
電源は単三形アルカリ/ニッケル水素電池×2で、撮影可能枚数はアルカリで約120枚、ニッケル水素で約360枚(いずれもCIPA規格)。手軽に購入できるアルカリ乾電池でも、何とか1日もつぐらいの電池寿命を実現している。
記録媒体はSDメモリーカードだが、約15Mバイトの内蔵メモリーを搭載する。アルカリ乾電池対応も含め、いざというときも手軽に撮影を継続できる点はいい。
再生は、本体背面の再生ボタンを押す。9コマまでのサムネイル表示も可能だ。拡大再生はズームレバーで行うが、長押しでスムーズに拡大するのではなく、1回押すごとに拡大していくタイプ。最大11.5倍まで拡大できるが、最大表示にしたい場合は、OKボタンを押すと一気に拡大される。
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