富士通ゼネラルは11月7日、家庭用脱臭機「DAS-30P」を発表した。12月上旬発売予定で価格はオープン。店頭では5万円前後で販売される見込みだ。
臭いの成分や臭いの強さに応じた脱臭を行う「3ステップ脱臭方式」を採用した。ペットの糞尿などで急激に発生した高濃度臭気は、まず複合金属酸化触媒ハニカムフィルターで分解。次に「UVデオドラント ユニット」で、オゾンによる酸化分解や光触媒を使った光脱臭で臭いを分解する。さらに、空気中に微弱なオゾン(0.01〜0.02ppm)を放出して、壁などにしみついた付着臭も除去するという仕組み。「従来の空気清浄機“ACS-24NVU”と比べ、糞便臭で50倍、ペット・し尿臭で150倍、生ゴミ臭で150倍の脱臭能力を実現した」(同社)という。
メンテナンス性の向上も特徴だ。たとえば集塵フィルターは水洗い可能。また触媒フィルターは、12時間ごとに加熱して吸着した臭いの分解を促すことで、フィルターを自動的に再生する。このため、全てのフィルターが交換不要になった。
そのほかの主な仕様は下記の通り。
機種名 | DAS-30P |
---|---|
脱臭方式 | UVオゾン+複合ハニカム |
適用床面積 | 20畳まで(〜33平方メートル) |
消費電力 | 最大35ワット(フィルター再生運転時)、8ワット(静音運転時) |
外形寸法 | 274(幅)×215(奥行き)×653(高さ)ミリ |
重量 | 6.4キロ |
付属品 | リモコン |
価格 | オープン(5万円前後) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR