レビュー
» 2005年11月21日 16時53分 UPDATE

レビュー:ユーザーとともに進化する新ウォークマン「NW-A1000/B」 (1/4)

“元祖ウォークマン復活”を掲げた「Aシリーズ」。単純に音楽を再生するだけではなく、ユーザーの好みにあわせて進化するというAシリーズの魅力をレビューで探ってみた。

[渡邊宏,ITmedia]

 ソニーが満を持して投入するポータブルオーディオが“ウォークマン”Aシリーズだ。これまでにつけられていた“ネットワーク”や“スティック”などの名称を廃し、あえて“ウォークマン”と名乗ることとからも力の入れ具合がうかがえる。

 アップルコンピュータがiPodのシェア60%超を宣言するなど、国内市場はiPodシリーズの一人勝ちともいえる状態に近づいているが、年末商戦に向けて登場する新ウォークマン「Aシリーズ」はどこまでのインパクトを与えることができるのか。レビューを通じて探ってみた。

斬新さを感じるボディ――評価は分かれるか

 今回試用したのは「NW-A1000」のソニースタイルモデル「NW-A1000/B」。NW-A1000は本来、シルバー/ブルー/バイオレット/ピンクの4色展開だが、ソニースタイルオリジナルとして、高級感のあるピアノ塗装調のブラックを採用した製品だ。

photo NW-A1000/B

 既報の通り、新ウォークマンはHDD搭載タイプの「NW-A3000」「NW-A1000」、フラッシュメモリタイプの「NW-A6xx」の3タイプが用意されているが、ソニースタイルオリジナルとして本製品以外にもNW-A3000のブラックモデル「NW-A3000/B」、NW-A1000のゴールドモデル「NW-A1000/N」、NW-A1000のHDD容量を8Gバイトにアップさせた「NW-A1200/B」も用意される。

 デザインについては全製品共に“ウォークマンスティック”(NW-E4xxなど)に共通する丸みのあるものとなっている。特にHDDタイプはNW-HD5(レビュー)などが持っていたシャープさを前面に出すフォルムから一変したことで、かなりのインパクトがある。

photo ゆるやかな曲線を基調としていることがよく分かる

 今回試用しているNW-A1000/BはカラーがAV機器にも多く採用されているブラックということで、一見したところはあまり同種製品との違いは感じられない。しかし、パッケージの作りと相まってこれまでのウォークマンとは一線を画した雰囲気をまとっている。

photo 高級感のあるパッケージ

 ただ、同社コネクトカンパニーの長島利通氏(コネクトカンパニー 商品企画部 統括部長)がインタビューで「手にとってもらうため、あえて採用した」とコメントする“曲面を多用した本体デザイン”については、好みが分かれるかもしれない。

 「携帯みたいでかっこいい」「文字が浮かび上がってくる感じの液晶がいい」「想像していたよりぐっとしまった感じがする」というコメントがある半面、「ぼってりしてる」「もっと直線的なデザインの方がいいと思う」「曲線主体の本体とブラックの相性はいいと思えない。ブルーの方がいいかも」など、周囲の意見もさまざまだった。個人的には好感の持てるデザインだが、表面に指紋や手の脂が付きやすい点は気になる。

親指1本でオペレーション可能なボタン配置

 NW-A1000/Bの本体サイズは55(幅)×88.1(奥行き)×18.7(高さ)ミリ、109グラム。前面には主な操作を行う十字キーとOPTIONボタン、BACKボタンが配置され、音量調整は右側面のスライドスイッチで行う。PCとの接続インタフェースはUSBだが、本製品側にUSBコネクタはなく、独自規格のコネクタが用意されている。

photo 前面に用意されている十字キーとOPTION、BACKボタン
photo 底面に用意されている独自規格のコネクタ
photo iPod miniとの比較
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