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2001年11月、全米で衝撃のドラマがスタートした。1日24時間を24話に分けて描いたこの「24」は視聴者と同じ時間で事件が進行していくという、テレビシリーズ初のリアルタイム・ドラマ。画期的な手法と予測不可能な展開に全米中が注目した。そんな大ヒットドラマが日本に上陸したかのが2003年10月。DVD&ビデオでしか見られない「24」はビデオ市場を席巻し、「X-ファイル」以来の大ヒットドラマとなった。現在は第4シーズンまでDVD化され、来年には第5シーズンが放映予定だ。
11月25日に第4シーズンの全24話を丸ごと収録したコンプリートBOXがリリースされる。まだ一度も「24」をご覧になっていない方のために、ジャックとテロリストたちが死闘を繰り広げた怒涛の3日間をおさらいしてみよう。
「シーズンI」――ロサンゼルスのCTU(テロ対策ユニット)支局リーダー、ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が、米国初の黒人大統領候補であるパーマー(デニス・ヘイスバート)の暗殺阻止と、誘拐された妻娘の奪還に挑む。
「シーズンII」――Iから約1年後。CTUを辞め失意の日々を送っていたジャックが、核弾頭テロの脅威にさらされたロサンゼルスを守るために再び立ち上がる。報復攻撃による米国と中東との開戦の危機など、現実の国際情勢ともリンクするような緊張感あふれるストーリーが展開。
「シーズンIII」――IIから3年後、CTUではたらくジャックや再選に挑むパーマーに転機が訪れる。今回の敵は感染した人々を死に至らしめる殺人ウイルス兵器で、さすがのジャックも拡散を防ぐことができない。さらなる犠牲を防ぐために、3度目の“ジャックの壮絶な1日”が始まろうとしていた!
そしてシーズンIVでは、麻薬組織への潜入捜査でドラッグ中毒となり、それを理由にCTUを解雇され、現在は国防総省に勤務するジャック。平穏な日々は続かず、列車転覆テロと、国防長官とその娘(ジャックの彼女)の誘拐事件が発生。しかし、すべてはテロリストが長い準備期間を経て実行に移した、巨大テロ計画の序章に過ぎなかった。彼らの目的は原発の遠隔制御装置オーバーライドを悪用して全米104基の原発をメルトダウンさせ、アメリカ全土に死の灰を降らせるという、無差別テロだった。こうしてジャックの第4の試練が始まる!
今回も次から次へと様々な事件が勃発。ジャックとテロの首謀者マルワン(アーノルド・ボスルー)との息詰まる攻防、次シーズンの期待を煽る衝撃のクライマックスなど一瞬たりとも見逃せない。特典ディスクには未公開シーン集や、列車転覆シーンのメイキングなど、製作の舞台裏がたっぷりと収められている。
ちなみにシーズンVは、IVから18カ月後。政治的判断とはいえ、あまりに理不尽な扱いを受けたジャックに、新たな敵が立ちふさがる。新キャストは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのショーン・アスティンが決定。
見始めたら途中でストップできないほど病みつきになるので、少々お高いがこのBOXイッキ見がベスト。ジャックと不眠不休の24時間を体験してみてよう。
関連サイト:http://www.foxjapan.com/dvd-video/24/index_frames.html(公式サイト)
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