12月9日まで、パシフィコ横浜で「'05国際画像機器展」が開催されている。そして、それに併催して「立体Expo'05」が開催されているのだ。3Dオタクとしては見逃すわけにはいかない。早速出かけてきた。
立体Expoは会場の一画で行われているのだけど、その入り口にあたるところで、メイドさんがお出迎えしてくれた(メイドさんは撮影禁止なので、写真はない。ごめんなさい)。
ビジュアルウェアのブースである。ここの本当のメインの展示は、小型HMD(ヘッドマウント・ディスプレイ)の「V920 Video Eyeware」だ。入力は、NTSC(コンポジット、S端子)とVGA。画像は640×480ピクセルのLCD×2(2メートルの距離で42インチ相当と書いてある)。価格は6万9800円。
そして、入力がフィールド順次方式のステレオ画像(奇数フィールドと偶数フィールドで左右を分ける)の場合、これを3D表示することができるのだ。
でも、まだステレオ画像の映像コンテンツはあんまりない。そこで、メイドさんが出てくるわけ。ビジュアルウェアではステレオ画像のキラーコンテンツとして「愛の 萌えメイド」(『愛の』と『萌えメイド』の間はハートマーク)というDVDを作っちゃったのである。このDVDは普通の2Dコンテンツとしてもみることができるけど、3Dディスプレイを使えば3Dで見られるという「ハイブリッド版」。フィールド順次ステレオに対応しているディスプレイならば、V920でなくても見られるのだけど、撮影時にはV920でチェックしているので、この環境に「最適化」されているのだそうだ。
わたしはメイド属性はないので、これがキラーコンテンツになりうるかどうかはわかんないのだけど、その意気は買う。
展示では、V920をビデオ対応iPodに接続するというデモもあった。これからこういう使い方ができるんだろうと、こっちはまじめに期待する。
また、バッファメモリを内蔵して、3D表示時のちらつきをなくしたモデル(DV920)も参考出品されていた。3Dオタク的には、こっちが欲しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR