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» 2005年12月12日 16時41分 公開

+D Shopping バイヤーズガイド:画面サイズ別の最安値で探す、大画面液晶テレビ購入ガイド (1/5)

たとえば32型で9万円台──このくらいの価格帯であれば「あ、それなら欲しい」「ボーナスで買うか」と物欲がわいてくるほどの価格帯の製品も存在する昨今の大型液晶テレビ。今回はそのような安価になった32型クラスのモデルから、37型以上でデジタルチューナー内蔵の大型モデルまで、“画面サイズ別で最安値の製品を探す”というテーマで液晶テレビをチェックしてみた。

[ITmedia]

 昨年はまだまだ高嶺の花といった印象もあった家庭用大型液晶テレビですが、今年になって一気に普及価格帯の製品が増加してきました。

 その背景にあるのは海外メーカー/生産の低価格製品が国内の大手家電量販店や直販店舗などで販売をしたことなどが理由の1つとして挙げられます。当然これに対抗して、国内メーカーの製品も低価格化がいっそう進み、こうした海外メーカーの製品とわずかな価格差ながら、地デジチューナーを内蔵したり、映像高画質化回路を搭載するなど機能面で差を付けるモデルも増えています。ユーザーにとっては、高機能さに加え価格面でも購入しやすい環境になってきたといえるでしょう。

 そこで今回は、これら安価となってきた32インチクラス以上の液晶テレビを探してみることにしましょう。

地上デジタル放送への対応

 年末に液晶テレビの購入を検討している人の多くは、おそらくは地上デジタル放送への対応がとくに気になるところだと思われます。昨今売れ筋の液晶テレビは、デジタルチューナー内蔵タイプと非内蔵タイプの2モデルに大きく分けられている感があります。

 地上デジタル放送チューナー搭載モデルであれば、もちろん追加で別途チューナーを導入する必要がありません。アンテナが設置されていれば、後はTVを接続するだけで簡単に地上デジタル放送が視聴可能になります。

 対して低価格傾向のモデルは、地デジチューナーは非搭載ながらそのぶん安価という特徴があります。そのままでは地デジ放送の視聴が行えない点には注意が必要ですが、もっともD4入力端子やHDMI端子を備える製品であれば、別途地上デジタルチューナーや、デジタルCATVチューナー搭載機器を導入することで、こうした地上デジタル放送も視聴できるようになります。

搭載端子の種類や数

 搭載端子の数や種類も比較ポイントです。ほとんどのモデルはD4端子(ないしコンポーネント)、コンポジット/S-Video端子などは最低限、数系統は備えています。その数についてはHDD/DVDレコーダーや家庭用TVゲーム機など、TVに接続する機器がどのくらいあるかということをチェックしておくとよいでしょう。なお昨今であればD4端子ないしコンポーネント端子の使用機器が増えたことで、それが複数あるかということもポイントになりえます。

 もう1つの大きな差別化ポイントはHDMI端子の有無。HDMIは映像、音声、制御信号を1本のケーブルで接続できるインタフェースで、接続の容易さに加え、コピーガードが施されているハイビジョン録画データの再生・表示には必須の端子となっています。今後ハイビジョンレコーダーを購入予定があるユーザー(ないし既存ハイビジョンレコーダーユーザー)は確実にチェックしておきたいところです。

 ほか、PC接続用のアナログVGA(D-Sub15ピン)端子やUSB、SDメモリカードなどのメモリカードスロットを搭載するモデルも存在します。アナログVGA端子はPCと接続する場合、USBやメモリカードスロットはデジカメで撮影した写真を大画面TVで見るといった活用方法があります。

そのほかの機能

 地デジも望ましいけど対応地区でなかったり、アンテナ設置/デジタルCATV導入も難しいというユーザーであれば、従来のアナログ放送も当然まだまだ必要です。

 この場合は、視聴時に映像を補正し、よりきれいに表示させるための高画質化回路搭載の有無もチェックポイントとなることでしょう。ハイビジョン放送対応となる高い解像度を持つ昨今の大型液晶テレビの場合、SD解像度となる既存アナログ地上放送などの映像を引き延ばして表示させる方法となるため、このアナログ放送用の高画質化回路はかなり重要となりえます。

 また、現在設置されているアンテナからの映像に縞が入ったり、粒状のノイズが乗ったり、画面がぶれるように映るゴースト現象が発生するような状態なら、こうした高画質化回路で画質がある程度改善されるメリットもあります。

安価さで狙うなら、デジタルチューナーなしという選択肢も

 以上ひと通り、32インチクラス以上の大型液晶テレビの特徴を見てみました。やはり購入のポイントとしては、価格と機能のバランスということになります。

 たとえばデジタルCATVを導入しているという場合は地上デジタルチューナーなしの、その分やや安価なモデルにという選択肢は十分にありえます。逆に後から別途デジタルチューナーを購入すると考えると、安価傾向のモデルと比較してもさほど変わらない場合もあります。また、ハイビジョンレコーダーも同時に導入するなどの計画しているのであれば、高画質とうたうような液晶パネルそのものや接続端子の豊富さなどにもこだわった選択をしたいところです。

 では、次ページからのスペック比較カタログでこれらのポイントを比較しながら、好みの液晶テレビを探してみましょう。

大型液晶テレビ最安値比較カタログ

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