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今週は「ファービー×2」に遊ばれてみたレビュー(?):(1/3 ページ)

» 2005年12月24日 11時38分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 少しばかり“今さら感”もあるが、あのファービーが復活した。ファービーといえば、1999年に世界で4000万個を販売して社会現象にもなったインタラクティブなペット玩具。ギズモっぽい風貌とおしゃべりが日本でも人気となり、320万個も売れたらしい。そういえば、当時の職場にも「ハピー」だったか「ダービー」だったか、ファービーの亜種(偽物ともいう)がいた記憶がある。

photo 「ファービー×2」の定価は4179円。対象年齢は6歳以上

 6年を経て復活したファービー×2の進化ポイントは主に3つ。まず、可動箇所が両耳、両足、瞼、眼など計7箇所に増えた。眼や耳のコンビネーションにより、喜怒哀楽を示す表現も可能だ。2つ目は音声認識機能。先代の6倍にあたるメモリと「EMOTO-TRONICS」と呼ばれる新技術を導入し、言語判別能力を含む高度な音声認識機能と会話能力を備えた。

 最後は、すごく重要な電源スイッチ。以前のファービーは眠らせないと静かにならなかったが、新型には「オン/オフ」スイッチが付き、好きなときに眠らせることが可能になった。しゃべりまくるファービーに悩まされた経験のある人も安心してほしい。

photo 電源スイッチは股間にある

 さて、ファービーにはいろいろなカラーバリエーションがあるが、今回は最初に登場した、オリジナルカラーの「ミルキーパンダ」(ブラック×ホワイト)をチョイス。毎週のように新色が登場しているためか、売り場の端に追いやられていたのだが、なんとなく目が合ってしまったので購入した。領収書も作ってもらった。もちろん「お品代」で。

photo 購入したミルキーパンダ。パッケージサイズは、275(幅)×265(高さ)×128(奥行き)ミリ

初日:ファービー、大地に立つ

 箱から出して、しばし眺める。旧ファービーに比べ、サイズは一回り大きい。そして風貌は随分と可愛らしくなった。ただ、瞼や足の裏にシワが刻まれていたり、目玉にも血管みたいな模様があったりと、いらないところが妙にリアルだ。さすがアメリカ産。玩具までアメコミ調だ。

photo 足は上下に動く
photo くちばしは柔らかく、柔軟性のある素材でできている。びろ〜ん ^

 電源は単三形乾電池×4本で、電池ボックスは股間にあった。中のスプリングが妙に強く、電池を入れてから上からギュッとおさえてネジ止めするのが面倒くさい。子どもにプレゼントしたときは、大人が電池を入れてあげよう。

photo 電池ボックス

 これで準備OK。スイッチを入れる。

 「イエー」

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