ITmedia NEWS >

松下、6メガになった手ブレ補正12倍ズーム機 新LUMIX「DMC-FZ7」

» 2006年01月23日 15時49分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は1月23日、デジタルカメラ“LUMIX”の新製品として、6メガ・光学12倍ズーム搭載「DMC-FZ7」を発表した。2月17日から発売する。価格はオープンで市場予想価格は5万円前後。

photo 6メガ・光学12倍ズーム搭載「DMC-FZ7」。本体色はシルバー(左)とブラック(右)の2色

 DMC-FZ7は昨年2月に発表したDMC-FZ5の後継機。光学12倍の高倍率ズームに手ブレ補正ジャイロという同シリーズの特徴を継承しながら、1/2.5インチ有効600万画素のCCDを搭載した(FZ5は1/2.5インチ500万画素)。また、新たに2.5インチの大画面液晶モニターを搭載。従来機(1.8インチ)に比べて見やすさや操作性を向上している。

 高画素化と液晶の画面サイズアップをはかりながらも、ボディは112.5(幅)×72.2(高さ)×79(奥行き)ミリ・重さ310グラム(本体のみ)と従来モデルとほぼ同じサイズをキープしている。

photo レンズフード装着時

 光学式の手ブレ補正ジャイロに加えて、画素混合方式によって最大ISO1600までの高感度撮影が可能な高感度モードを新たに搭載。高感度撮影により、手ブレだけでなく被写体ブレも軽減している。

 レンズはLEICA DC VARIO-ELMARITを採用。ズーム焦点距離は35mm換算で36〜432ミリ(F2.8〜3.3)。焦点距離を望遠側にシフトすることで最大倍率をアップさせる「EX光学ズーム」を搭載し、画質劣化を防ぎながら最大16.5倍(300万画素以下時)のズーム倍率を可能にした。

 DMC-FZ7の主な仕様は以下のとおり。

製品名 DMC-FZ7
有効画素数 600万画素
撮像素子 1/2.5インチ、総画素数637万画素CCD、原色フィルター
レンズ 8群11枚(非球面3枚)LEICA DC VARIO-ELMARIT
ズーム 光学12倍/デジタル4倍、EX光学ズーム時 最大16.5倍
焦点距離 6〜72mm(35mm換算:36〜432mm)、F2.8〜3.3
記録メディア SDメモリーカード/MMC(静止画のみ対応)
電源 リチウムイオンバッテリーパック(7.2V、710mAh)
電池寿命(CIPA規格) 約320枚
サイズ 112.5(幅)×72.2(高さ)×79(奥行き)ミリ
重量 約310グラム(本体のみ)
実売価格 5万円前後
発売時期 2月17日

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.