松下電器産業は1月23日、デジタルカメラ“LUMIX”の新製品として、6メガ・光学12倍ズーム搭載「DMC-FZ7」を発表した。2月17日から発売する。価格はオープンで市場予想価格は5万円前後。
DMC-FZ7は昨年2月に発表したDMC-FZ5の後継機。光学12倍の高倍率ズームに手ブレ補正ジャイロという同シリーズの特徴を継承しながら、1/2.5インチ有効600万画素のCCDを搭載した(FZ5は1/2.5インチ500万画素)。また、新たに2.5インチの大画面液晶モニターを搭載。従来機(1.8インチ)に比べて見やすさや操作性を向上している。
高画素化と液晶の画面サイズアップをはかりながらも、ボディは112.5(幅)×72.2(高さ)×79(奥行き)ミリ・重さ310グラム(本体のみ)と従来モデルとほぼ同じサイズをキープしている。
光学式の手ブレ補正ジャイロに加えて、画素混合方式によって最大ISO1600までの高感度撮影が可能な高感度モードを新たに搭載。高感度撮影により、手ブレだけでなく被写体ブレも軽減している。
レンズはLEICA DC VARIO-ELMARITを採用。ズーム焦点距離は35mm換算で36〜432ミリ(F2.8〜3.3)。焦点距離を望遠側にシフトすることで最大倍率をアップさせる「EX光学ズーム」を搭載し、画質劣化を防ぎながら最大16.5倍(300万画素以下時)のズーム倍率を可能にした。
DMC-FZ7の主な仕様は以下のとおり。
製品名 | DMC-FZ7 |
---|---|
有効画素数 | 600万画素 |
撮像素子 | 1/2.5インチ、総画素数637万画素CCD、原色フィルター |
レンズ | 8群11枚(非球面3枚)LEICA DC VARIO-ELMARIT |
ズーム | 光学12倍/デジタル4倍、EX光学ズーム時 最大16.5倍 |
焦点距離 | 6〜72mm(35mm換算:36〜432mm)、F2.8〜3.3 |
記録メディア | SDメモリーカード/MMC(静止画のみ対応) |
電源 | リチウムイオンバッテリーパック(7.2V、710mAh) |
電池寿命(CIPA規格) | 約320枚 |
サイズ | 112.5(幅)×72.2(高さ)×79(奥行き)ミリ |
重量 | 約310グラム(本体のみ) |
実売価格 | 5万円前後 |
発売時期 | 2月17日 |
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