レビュー
» 2006年02月07日 23時14分 UPDATE

レビュー:iPod内蔵型ヘッドフォンを使ってみた (1/2)

RWCが販売開始した「mTUNE」は、ハウジングに直接iPodを差し込むという大胆な手法を採用することによって、iPodを“コードレス”で楽しめるヘッドフォン。40ミリドライバーを搭載した密閉型で、そのサウンドもなかなかだ。

[渡邊宏,ITmedia]

 iPodで音楽を聴くのは楽しい。コードレスで聴ければ快適さが増してさらに楽しい。コードレス環境を実現するアイテムとして、トランスミッタ+レシーバー内蔵ヘッドフォンという製品がいくつか登場している(ラトックシステムのREX-WHP1Pなど)。

 そんな“iPodをより楽しむためのアイテム”としてアールダブリューシーが販売を開始した「mTUNE」は、ある意味“究極のコードレス”といえる製品だ。

photo 「mTUNE」。iPod shuffle用の「MC-MTUSH」はホワイト、iPod nano用の「MC-MTUNA」はブラックのカラーリング

 mTUNEはPC周辺機器などを手がける米Macallyの製品。iPod shuffle/nanoをそのままハウジングに取り付けてしまうという大胆な手法で、iPodのコードレス化(?)を実現している。

photo 右ハウジング側だけ見れば普通の密閉型ヘッドフォン

 mTUNEのシステム構成はいたってシンプル。左ハウジング内にiPodを収納するスペースと、3.5ミリステレオピンジャック(オス)が用意されているだけだ。「Dockコネクタを利用して……」とか、「Bluetoothか無線デジタル伝送で……」など頭をひねらずに、いとも簡単に「コードレス」を実現しているあたり、発想の転換というかなんというか、アイディア次第でまだまだいろいろなことができるモノだと感心させられる。

※実は、これに近い発想のアイテムは他社からも登場していて、カナダのUSprots Designsがヘッドバンド内にiPod shuffleを内蔵する「USports Headband」という製品を販売している。

photo MC-MTUSHのiPod shuffle取り付け部分(上)とMC-MTUNAのiPod nano取り付け部分。3.5ミリのジャックが飛び出しているのが見える

 設定などは一切必要なく、iPodをハウジングの収納スペースへ差し込むだけで準備は完了。構造上、操作は手探りになってしまうが、音量調節や再生/一時停止程度ならば手探りでも問題なく行える。ただ、MC-MTUSH(iPod shuffle用)は、iPodの上下が通常と逆となるため、音量アップが下、音量ダウンが上となることに注意したい(早送りと早戻しも左右が入れ替わる)

photo MC-MTUSHの装着時。ヘッドフォンコネクタが下になるので、いつもの操作感覚とは上下左右が反転することに注意

 音質について正直期待はしていなかったが、40ミリドライバーを搭載した密閉型ヘッドフォンということもあり、なかなかの迫力。高音部分の伸びがもうひとつ欲しい、中域部分にややもたつきを感じるなど言い出せばきりがないが、そこまでを求めるのは酷だろう。それよりも、まずはアイディアありきの製品ながらも、それなりに聞こえることを高く評価したい。

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