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三洋電機、外付け“3マイク”をセットしたICレコーダー

» 2006年02月15日 19時28分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は2月15日、ICボイスレコーダー“DIPLY TALK”(デュプリトーク)「ICR-S340RM」「ICR-S270RM」を3月10日より販売開始すると発表した。ICR-S340RMは1Gバイト、ICR-S270RMは512Mバイトのメモリを搭載しており、価格はオープン。実売想定価格は3万4800円/2万4800円。

photo “DIPLY TALK”(デュプリトーク)「ICR-S340RM」(左)、「ICR-S270RM」

 同社は2005年9月に音源位置に応じてマイクの収録可能範囲を変更できる3マイク構造の「ICR-S190M」を発表、好評を博したことから、外付け型の「3マイク搭載ステレオマイク」を開発、新製品にセットした。

 本体にもステレオマイクが内蔵されており、使用するシーンに応じて3マイク搭載ステレオマイクとの切りかえが換えが可能。3マイク搭載ステレオマイクの利用時には指向性を高めたズームモード(モノラル録音)と、広範囲の録音が可能なステレオモード(ステレオ録音)の切りかえも行える。

 録音形式はMP3で、録音モードはLP/SP/HQ/XHQの4段階に切り替えられる。1Gバイトのメモリを搭載するICR-S340RMは最長142時間(LPモード)、512Mバイトのメモリを搭載するICR-S270RMは最長71時間の録音が可能(LPモード)。USBメモリとしても利用できるほか、ICR-S340RMはminiSDカードスロットも備える。

 WMAの再生もサポートされるほか、低音強調やサウンドプリセット、楽曲情報表示機能(ICR-S340RMのみ)も備えており、ポータブルオーディオプレーヤーとしても利用できる(Windows DRMは非対応)。電源にはICR-S340RMが単四形アルカリ電池2本、ICR-S270RMが単四形アルカリ電池1本を使用し、それぞれ約36時間/約18時間の録音が行える。

 回転式USBコネクタを本体に備えており、ケーブルなしでのPC接続が可能。本体サイズはICR-S340RMが約38(幅)×118(高さ)×22.4(奥行き)ミリ、約85グラム(電池含む)。ICR-S270RMが約31×118.5(高さ)×14.7(奥行き)ミリ、約57グラム(電池含む)。

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