電源のオン/オフは「モード切り替え」スイッチで行い、再生モードとなる「見る/編集」もここへまとめられている。「動画」「静止画」「見る/編集」の各モードを示す緑の表示ランプが装備されている点はほかのハンディカムと同様だが、「DCR-SR100」ではさらにその下に、赤いアクセスランプが並ぶ。
本体が高さよりも幅をとっているせいか、バッテリは横向きに装着されている。そのため、背面の操作系周りは、見た目ではやや手狭な印象だ。特に撮影スタート/ストップボタンの部分は幅が狭くなっているが、そこへ親指を添えるのには問題ない。ただ、さらに左上にある「フラッシュ切り替え」ボタンへ親指を動かして押すのは困難で、左手の指を使う必要がある。
各モードでの設定や機能呼び出しなどは、もちろんタッチパネル操作で、おなじみのパーソナルメニューやアクティブメニューを利用するため、やはりボタン類は最小限の数だ。ただ、この製品独自の機能として、「ワンタッチDVD」ボタンなるものが左側面(液晶モニターの下)に装備されている。もちろん、本体内でDVDが書き込めるわけはなく、また、新型EverioのようにオプションでDVDライターが用意されてもいない。要するに、USBで接続したPC側の記録型DVDドライブを利用するものだ。
PCとUSBケーブルで接続してボタンを押すか、あるいは画面に表示されるメニューから「ワンタッチDVD」を選ぶと、PC上で専用アプリケーション「ImageMixer for HDD Camcorder」(タスクトレイに常駐)が起動し、ファイルの転送、DVD作成までが自動実行される。最終的にDVDへ保存するのなら、初めからDVDカメラを使えばいいと考える人もいるかもしれないが、(8センチではなく)標準ディスクに書き込めるので、一概に「結局、同じ」とはいえないだろう。
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