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動画をもっと楽しみたい人に――ハイビジョンXacti「DMX-HD1」レビュー(5/6 ページ)

» 2006年03月02日 16時36分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 ともあれ、DMX-HD1が1台あるとそれだけいろいろまかなえて楽しい。スナップ撮影もできるし望遠撮影もできるし、思い立ったとき即座に動画も撮れる。個人的には好きなシリーズだし、ビデオポッドキャスティングでも始めてみたいって人にもこのシリーズは手軽で編集しやすくて良い。

 HDムービーや高倍率ズームが欲しくて、それなりの性能を持つデスクトップ機を持っていればDMX-HD1が、それより携帯性重視でVGAサイズのムービーが撮れればいいやという人はDMX-C6がお勧め。

 次なる課題は、高感度化とアクセサリシューと手ブレ補正の強化といったところになりそうだ。あとはデジタルムービーならではの微速度撮影機能なんかもあると楽しそうだ。

作例

同じカットをノーマル(上)と、画質調整で「ビビッド」(下)にしたもの。ビビッドにすると少し彩度が上がって鮮やかになる。でもノーマルでも原色系が強い濃いめの色でなかなかきれい。ノーマル(上)はISO50 1/310秒 F5.6、ビビッド(下)はISO50 1/320秒 F5.6
江ノ島から撮った富士山。380ミリ相当なのでここまで大きく寄れる。風景モードを使用。晴れてる割に空気はたいして澄んでなかったのでくすんでいるけれども。ISO50 1/480秒 F5.6
テレ端で撮影した猫。背景もきれいにボケてるしピントもちゃんときてる。超小型高倍率デジカメとして十分使えるクオリティだ。ISO50 1/220秒 F3.5
138ミリ相当で撮影した猫。後ろの猫が前の猫を狙ってる図。1/曇天下だが色はしっかり出てくれた。ISO50 1/140秒 F3.8

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