ソニー、1台3役のUSB接続型ICレコーダー

[ITmedia]

　ソニーは3月14日、USB端子を備えボイス録音／音楽再生／データストレージと、1台3役の機能をもつICレコーダー「ICD-U70」（1Gバイトモデル）と、「ICD-U60」（512Mバイトモデル）を発表した。5月10日発売。価格はオープンで、店頭予想価格はICD-U70が2万円前後、ICD-U60が1万5000円前後。

「ICD-U70」(左)シルバー。「ICD-U60」(中)ブルー、(右)ホワイト

　新製品はUSB端子を備え、PCに直接接続できるICレコーダー。USBマスストレージに対応しており、USBフラッシュメモリとしてPCに接続できる。ICレコーダーで録音したTRCファイルのほか、音楽ファイル／テキストファイル／画像ファイルなどをドラッグアンドドロップで転送可能。録音された音声に加えて、USB経由で転送されたMP3ファイルを再生するオーディオプレーヤー機能も備えている。

　ICレコーダーの録音形式はTRCで、1GバイトモデルのICD-U70は最長で約502時間45分、512MバイトモデルのICD-U60は最長約251時間5分の録音が可能。音を感じることで自動的に録音を開始する「デジタルV.O.R」や、自然な音程なままに再生スピードを−50％から＋100％の間で21段階の調整ができる「デジタルピッチコントロール」などの機能を搭載する。

　電源は単四形アルカリ乾電池1本。最長で16時間の連続録音が行える。ヘッドフォン使用時の連続再生時間はTRC再生時で約19時間、MP3再生時は約8.5時間となる。また、本体スピーカー使用時はTRC再生時が最長約9時間、MP3再生時は最長で約4.5時間となる。

　サイズは30（幅）×20（奥行き）×99.7（高さ）ミリ。電池込みの重さは約64グラム。ステレオヘッドフォンとネックストラップが付属する。