日立製作所は4月4日、デジタルハイビジョンレコーダー「Wooo」の新製品4機種を発表した。2つのデジタルチューナーによる「デジデジ2コ録り」や最大1TバイトのHDDなどは従来モデルから継承。さらに同社のパソコン「Prius」に搭載しているダイジェスト再生機能「いいとこ観」を採用した。5月下旬に発売する予定だ。
型番 | HDD容量 | 店頭予想価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
DV-DH1000D | 1Tバイト | 21万円前後 | 5月下旬 |
DV-DH500D | 500Gバイト | 16万円前後 | 5月下旬 |
DV-DH250D | 250Gバイト | 13万円前後 | 5月下旬 |
DV-DH160D | 160Gバイト | 11万円前後 | 5月下旬 |
いずれのモデルも地上・BS・CSデジタルチューナー×2系統と地上アナログチューナー×1を搭載。デジタル放送の2番組同時録画が行える「デジデジ2コ録り」機能を備えた。もちろんデジタル放送とアナログ放送の同時録画も可能だ。
DVDドライブは、DVD-R/-RW/-RAMへの録画に対応したマルチタイプ。書き込み速度は、DVD-RAMが最大5倍速、DVD-RWは最大6倍速、DVD-Rは最大16倍速となっている。DVD-RのVR記録(CPRM対応)もサポートした。なお、DVD+R/+RWは再生のみ行える。
新たに、設定したキーワードやジャンルによって自動的に番組を検索・録画してくれる「お気に入り自動録画」を追加。また、同社製パソコン「Prius」の2005年冬モデルから搭載されたダイジェスト再生機能「いいとこ観」をレコーダーに採用している。いいとこ観は、録画番組の映像と音声を解析し、重要なシーンだけを抽出して再生時間を短くできる。各シーンは“盛り上がり度”でランクキング化されているため、視聴時にユーザーが再生時間を任意に調整できるという。
また、DV-DH1000DおよびDV-DH500Dが搭載しているi.Link端子は新たにMPEG-2 TSをサポート。同日発表したハイビジョンHDDレコーダー内蔵テレビと組み合わせた場合、リモコンのボタン1つでテレビ側で録画した番組をDVDレコーダーにムーブできる「Wooo で Link」機能を備えた。もちろん、ムーブした番組をさらにDVDメディアに保存(ムーブ)することも可能だ。
このほか、録画番組を自動的に整理して分類表示できる「ワケ録」、使用頻度の高い機能の説明や基本操作をメニュー画面に表示する「おしえてボタン」機能などを従来モデルから継承している。主な仕様は下記の通り。
型番 | DV-DH1000D | DV-DH500D | DV-DH250D | DV-DH160D |
---|---|---|---|---|
HDD | 1Tバイト | 500Gバイト | 250Gバイト | 160Gバイト |
記録メディア | DVD-RAM/-RW/-R | |||
再生メディア | DVD-RAM/-RW/-R/+R/+RW、DVDビデオなど | |||
チューナー | 地上/BS/CSデジタル×2、アナログ地上波 | |||
入力端子 | S端子/コンポジット×3系統 | |||
HDMI出力 | 1系統 | ー | ||
D4出力 | 1系統 | |||
S端子/コンポジット出力 | 1系統 | |||
外形寸法 | 432(幅)×300(奥行き)×69(高さ)ミリ | |||
重量 | 約6キロ | 約5.2キロ | ||
店頭予想価格 | 21万円前後 | 16万円前後 | 13万円前後 | 11万円前後 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR