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» 2006年04月17日 17時33分 UPDATE

レビュー:広角も望遠もブレ補正も接写もOK――リコー「Caplio R4」 (1/5)

リコー「Caplio R4」は、昨秋発売の「Caplio R3」から画素数アップなどを図った“全部入り”デジカメ。手ブレ補正付きの光学7.1倍ズームを使ってどんな写真が撮れるのか。じっくりと検証してみよう。

[永山昌克,ITmedia]

 「Caplio R4」のいちばんスゴイところは、手のひらに隠れるコンパクトボディながら、広角から望遠までに対応した光学7.1倍ズームを備えること。こんなデジカメは、これと従来機の「Caplio R3」の2台しかない。

 35ミリカメラの単焦点レンズに当てはめると、28ミリの広角、35ミリの準広角、50ミリの標準、85ミリ、105ミリ、135ミリのそれぞれの準望遠、200ミリの望遠という、実に7本分のレンズが、使用時重量165グラムの小型軽量ボディに収まっていることになる。

 おまけにCCDシフト方式の手ブレ補正機能もあるし、最短1センチの強力なマクロ機能もある。高感度モードは最高ISO800に対応し、液晶モニターは2.5型の大画面を採用する。バッテリー持久力はCIPA準拠で約330枚と優秀なレベル。まさに“全部入り”のデジカメといっていい。足りない点を挙げるとすれば、マニア向けのマニュアル機能がないことと、動画サイズが最大320×240ピクセルと小さいことぐらいだろう。

 R3からR4へのスペック上の主な改良は3つ。CCDの有効画素数が513万画素から604万画素に高まったことと、液晶の画素数が約11.4万画素から約15.3万画素に上がったこと。またバッテリーの持久力は20枚分増えている。ボディのサイズや重量に変更はない。

 新機能としては、画像データの目に見えない領域に任意の文字を追加できる「カメラメモ」、起動時の設定を記憶できる「マイセッティング登録」、同社製プリンタを使って帳票などをダイレクト印刷できる「帳票印刷」の3機能を追加している。

photo リコー「Caplio R4」。シルバーのほかに、ブラックのカラーバリエーションがある
photo 左から、光学10倍ズームの松下電器産業「DMC-TZ1」、光学3.5倍ズームのニコン「COOLPIX P4」、光学7.1倍ズームのリコー「Caplio R4」
photo マイセッティング機能とは、撮影モードやストロボモード、露出補正、ISO感度などの各種の設定の組み合わせを登録し、電源を入れた時にその状態で起動させる機能のこと
photo カメラメモ機能では、まず付属ソフトを使ってメモのリストを作成。そして、そのリストファイルをSDメモリーカード内にコピーし、撮影の前にカメラ上で任意の項目を選択する。すると、その情報が画像にExifデータとして書き込まれ、付属ソフトを使って情報の確認や検索、分類ができるようになる
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