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手ブレ補正付きでも携帯性抜群の小型ボディ――ペンタックス「Optio A10」レビュー(4/6 ページ)

» 2006年04月21日 09時12分 公開
[永山昌克,ITmedia]

色フィルタやフレーム合成が楽しい

 撮影モードは、プログラムAEのほか、「花」や「ペット」、「料理」など15種類から選べる。カメラが被写体を判断し、「ポートレート」、「風景」、「夜景」、「標準」の4モードが自動的に切り替わるオートピクチャーモードも使用可能だ。

 一方、再生モードには、画像をモノクロやセピアに変換したり、特定の色以外をモノクロ化する「カラーフィルタ」、ソフトタッチやイラストタッチに仕上げる「デジタルフィルタ」、明るさを±6段階で補正する「明るさフィルタ」などの機能が揃っている。

 画像に好きなフレームを加えて撮影したり、撮った後からフレームを追加できる「フレーム合成」機能も用意される。従来のOptio WシリーズやOptio S6から受け継いだ機能であり、携帯電話にも同種の機能はある。なので、最初は特に気に留めなかったが、実際にこのフレーム合成をやってみると結構楽しめた。

photophoto 「花」モードで撮影した元画像を、カラーフィルタ機能で全体をピンク色に変換し、さらに明るさフィルタ機能で明度を補正
photophoto フルオートで撮影した元画像に対して、カラーフィルタ機能を使って赤以外の部分をモノクロに変換した
photophoto デジタルフィルタ機能を利用して、ポップアート風に仕上げてみた。補正後は、上書きまたは新規保存を選べる
photophoto フレーム合成機能でイラストの枠を追加。この絵柄は、本来は結婚式やカップルの写真に使うものかも
photophoto カメラ内のフレームは3種類だが、同社のサイトからほかのフレームをダウンロードして入れ替えて利用もできる。今のところ50種類以上ある

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