日本ビクターは4月24日、密閉型キャビネットのパワードサブウーファーシステム「SX-DW77」「SX-DW75」を発表した。6月2日の発売で、価格はSX-DW77が17万3250円、SX-DW75が15万9600円。
どちらも、PWM クラスDアンプと独自の「速度帰還形 MFB(Motional Feed Back)サーボ」を搭載した「SX-DW7」の後継機種。スピーカーユニット径は30センチで、最大出力は600ワット。再生周波数は16Hz〜250Hz。定格インピーダンスは2オーム。
振動版はサルファイトパルプ100%のコーン型で、重量をSX-DW7の29グラムから32グラムへと増量し高剛性化を図った。支持系には、軽量で低損失/高耐久性に優れるEPDM(etylene propylene diene terpolymer)フォームラバーを採用。バランスを崩さず振動版を駆動させられるという。
キャビネットは密閉構造で、前面バッフルは30ミリ厚のMDF、天地両側と背面に25ミリMDFとパーティクルボードを使用。両製品の違いは外装の仕上げのみで、SX-DW77はメープルの突き板に光沢塗装という仕上げで、同社のSX-Lスピーカーシリーズと外装が統一されている。SX-DW75はMDFに余分な反射などを抑える7分艶消し黒色塗装を施し、ホームシアター環境に向くという。
スピーカーターミナル、サランボード含むサイズは390(幅)×390(高さ)×445(奥行き)ミリ。重さは25キロ。スピーカーコード(3メートル)×2、RCAピンコード(5メートル)、電源コード、フット×4が付属する。
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