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ハリウッド版時代劇を“次世代映像”で――ワーナー初HD DVD「ラスト サムライ」発売

» 2006年05月10日 16時19分 公開
[ITmedia]

 ワーナー エンターテイメント ジャパンは、同社初のHD DVDタイトルとして「ラスト サムライ」を6月30日に発売する。価格は3980円。DVDとのハイブリッド版ではなく、HD DVD専用タイトル。

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 ディスクは1枚構成で、本編154分に映像特典117分を収録(シネマスコープサイズ 1080i スクイーズ)。音声は5.1ch DD+によるオリジナル英語/日本語(ボイスオーバー)と、監督エドワード・ズウィックによる音声解説が収められている。

 日本語音声では、渡辺謙・原田眞人・中村七之助らオリジナルキャストによる音声がボイスオーバーとなっており、オリジナル英語音声の上に日本語音声をかぶせるように収録されている。ボイスオーバー採用は「通常の日本語音声では作品の内容を正しく伝えられないため」(同社)。また、一部オリジナル英語音声のみを使用しているシーン(「食事をしながら信忠や子供に日本語を教わるシーン」「囲炉裏端で子供から日本語を習うシーンと、その後たかと話すシーン」「子供と野球をするシーン」)が含まれている。

 「ラスト サムライ」は、近代日本の幕開けをハリウッドならではの映像で描いた一大叙事詩。南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)が、日本政府に雇われサムライと戦うために日本にやって来る。サムライと戦って負傷し捕虜となったオールグレンは、渡辺謙演じる勝元の村に運ばれる。2人の戦士が出会い、運命がひとつに重なった時、歴史の扉が開かれた……。

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