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パイオニア、6.1chサラウンド対応のカーDVDフラグシップモデルなど

» 2006年05月10日 17時35分 公開
[ITmedia]

 パイオニアはカーナビゲーション/AVシステム“カロッツェリア”のカーDVD/テレビ製品を6月上旬より販売開始する。販売されるのはオンダッシュタイプのDVDメインユニット「AVH-P90DVA」、地上デジタルチューナー「GEX-P9DTV」、リアシート用11型ワイドモニター「TVM-W1100」。価格はAVH-P90VAが26万2500円、GEX-P9DTVとTVM-W1100が10万5000円。

photo AVH-P90DVA

 AVH-P90DVAは7型ワイド(VGA)液晶モニターを搭載したカーDVDシステムのフラグシップモデル。サラウンドバックが追加された6.1chマルチチャンネルプロセッサを搭載し、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、リニアPCMに加え、ドルビーデジタルEX、DTS 96/24、DTS-ES、DTS Neo6、MPEG-2 AACの各デコードに対応する。 DVDビデオと音楽CDのほか、DVD-R/RWとCD-R/RWに記録されたMP3/WMA/AAC/DivXも再生可能だ。

 それぞれの車内に最適な音場を自動設定する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」や、6.1ch/2chソースそれぞれに独立した設定を施せる「2chモード」「マルチチャンネルモード」などを備え、ソースを選ばない高音質な再生を可能にした。

 パーツについても、高音域まで再生可能なバーブラウン製D/Aコンバーターのほか、広いダイナミックレンジと低歪みを実現する「ハイボルテージボリューム回路」、テキサスインスツルメンツ製の32bit DSPなどを搭載した。同時に発表された“サイバーナビ”「AVIC-H009」と接続する端子を備えており、AVIC-H009のナビゲーション画面を表するほか、AVIC-H009の操作もタッチパネルで行える。

 GEX-P9DTVは地上デジタル放送/ワンセグ対応チューナー。独自の補正技術「デジタル・リバイズ・エンジン」を搭載することで、走行中などに生じやすいブロックノイズや音切れといったエラーを補正し、高い受信安定性を実現したという。サイバーナビと組み合わせることで、現在地で受信可能なテレビ局が自動的にプリセットされる「ナビマップリンクTV局エリアプリセット」機能が利用できる。

photo GEX-P9DTVとTVM-W1100

 TVM-W1100は11型ワイド液晶を搭載したリアシート用モニター。RCA入出力端子に加えてコンポーネント入力端子も備えており、DVDや地上デジタル放送の映像をクリアに映し出す。また、コンポーネント出力端子も備えており、最大3台までの直列接続も可能となっている。

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