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火を使わないIH炊飯ジャーで土鍋の味、タイガー魔法瓶

» 2006年06月08日 16時31分 公開
[ITmedia]

 タイガー魔法瓶は6月8日、炊飯ジャーの内なべに土鍋を採用したIH炊飯ジャー“炊きたて”「JKF-A」「JKF-B」(蒸し機能付き)を9月より販売開始すると発表した。5.5合炊きのKKF-A100/KKF-B100、8合炊きのKKF-A150/KKF-B150が用意される。

photo 「JKF-A」(左)、「JKF-B」(右)

 素材に土を使用する土鍋は蓄熱性に優れるほか、遠赤外線効果も期待できることから、炊飯に適した容器といわれている。しかし、家庭で利用するには火加減が難しいほか、IH(電磁誘導加熱)では熱を伝えることができず、多くのIH炊飯器では内なべに金属が使われてきた。

 新製品は外側に特殊な発熱体を配置したセラミック素材の内なべを開発、IHヒーターと組み合わせることで土鍋に必要な微妙な火加減をIH炊飯ジャーで実現することに成功した。内なべ自体がかまどのように高温となり、熱がゆっくりと米に伝わることで、あたかも土鍋で炊いたような味わいになるという。

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