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オンキヨー、PCやiPodとの連動も可能なCD/FMチューナーアンプ

» 2006年06月16日 19時34分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは6月16日、iPodとの連動やPCからのワイヤレス伝送にも対応するCD/FMチューナーアンプ「CR-D1」を発表した。7月15日の発売で価格は5万2500円。同時に2ウェイスピーカーシステムの「D-D1E」も発売する。価格は2万7300円。

photo 「D-D1E」(左)と「CR-D1」(右)

 CR-D1は、コンパクトながら高いスピーカードライブ能力を持つデジタルアンプを搭載したほか、高精度なA/D変換を実現するVL Digital技術を投入したCD/FMチューナーアンプ。定格出力は40ワット×2、実用最大出力は60ワット×2。

 同社製品の設計ベースでもあるグランド電位の安定化や1ビットDAC用回路「VLSC」の採用、小さな音量でもノイズに影響されないオプティマムゲイン・ボリュームの搭載など、生演奏のようなダイナミックで質感あふれるサウンドの再現を追求したという。

photo 「CR-D1」

 オプションのUSBデジタルワイヤレスシステム「UWL-1」と組み合わせることで、PC内の音楽をワイヤレスに伝送し再生することができるほか、iPod専用RI Dock「DS-A1」にも対応しておりiPod内の音声を再生できる。またCR-D1のリモコンでiPodをコントロールすることも可能。

 用意される音声入力は光デジタル端子×1、アナログ音声端子×3、ステレオミニジャック×1。音声出力は光デジタル端子×1、アナログ音声端子×2、ステレオミニジャック×1、サブウーファーモノ出力端子×1、ヘッドフォン端子×1となっている。サイズは205(幅)×116(高さ)×335(奥行き)ミリ。重さは4.5キロ。

 D-D1Eは、同社のトールボーイ型スピーカーの最上位機種「D-908E」に搭載されるユニットとキャビネット構造を使用したスピーカー。新開発されたウーファー振動板A-OMFモノコックコーンを搭載し、直径38ミリのボイスコイルの採用で強力な駆動力を実現したという。

photo 「D-D1E」

 ピストンモーション領域を20kHz近くまで拡大し、明瞭度が高く芯の太い超高域再生を実現するリングツィーターを搭載したほか、特殊なスリット形状のバスレフ構造により低域のスピードとパワーの再現力を高めるアドバンスド AERO ACOUSTIC DRIVEを採用したことで、立ち上がりの素早い低音再生を実現した。サイズは148(幅)×260(高さ)×220(奥行き)ミリ、重さは4.1キロ。

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