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電球ソケットで使える“LEDランプ”が登場

» 2006年06月21日 19時46分 公開
[ITmedia]

 東芝ライテックは6月20日、従来の電球ソケットにそのまま使えるLEDランプを発表した。ボール形、レフ形など4タイプ7機種を揃え、6月から7月にかけて順次発売する(一部出荷済み)。

photo 左からボール形、レフ形、キャンドル形、スポットライト形

 新製品では、独自の電源回路と放熱構造により、一般的なE26金口もしくはE17金口(スポットライト形)に合わせた形状を実現。電球と交換するだけで利用できる手軽さを実現した。しかも“電球色”と“白色”の両方を用意する(レフ形とキャンドル形は電球色のみ)。

 明るさは、高輝度LEDを4個使用するボール形、レフ形、キャンドル形で30〜40ルーメン。5〜7ワットの白熱電球に相当するという。一方のスポットライト形は、高輝度LED1個と光学レンズを組み合わせ、最大光度680カンデラ(電球色)もしくは同950カンデラ(白色)の実用的なレベルとなった。

 明るさではまだ電球や蛍光灯に及ばないものの、消費電力は格段に少ない。LEDを4個使うタイプが2.2ワットだ。1日24時間連続点灯しても電気代は1カ月約36円で済む。また定格寿命は約2万時間のため、24時間点灯し続けても2年間はメンテナンスフリーで利用できる計算だ。「常夜灯やショップの装飾用、商品ディスプレイなどに適している」(同社)という。

 価格はオープンプライス。店頭ではボール形、レフ形、キャンドル形が2500円から3000円程度、スポットライト形は4000円から5000円程度になる見込みだ。

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