レンズは、標準的な焦点距離の光学3倍ズームを搭載する。起動時間は約1.5秒。屈曲光学系を採用し、起動やズーミングをしてもレンズ部が飛び出さないことは、スナップ用途に便利だ。撮った後、電源を入れたままでもポケットにしまうことができ、また取り出してすぐに撮影ができる。
液晶モニターは2.5型の大画面で、光学ファインダーはない。液晶サイズは大きいが、晴天の屋外では視認性が不足するのが惜しい。リチウムイオン充電池の寿命がCIPA準拠で約180枚なのも、あと一歩がんばって欲しいところだ。
撮影モードはフルオートが主体で、「ポートレート」や「寝顔」、「料理」、「水中」など25種類のシーンプログラムも利用できる。背面のモードボタンを1回押すと、プログラムAEからシーンプログラムの「ブレ軽減」に切り替わり、もう1回押すとそのほかのシーンプログラムの選択画面になる。
ほかには、最短7センチのスーパーマクロ、秒間3.6コマの高速連写、専用カードによるパノラマ撮影、カメラ内での明るさや鮮やかさの補正、フレーム合成やタイトル合成などの機能を備える。
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