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三菱、2つのセンサーを搭載した“超音波圧力IHジャー”

» 2006年07月04日 19時20分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は7月4日、超音波圧力IHジャー「NJ-Rシリーズ」を発表した。仕込み時の水温を制御する「炊温(すいおん)みてますセンサー」を搭載。炊飯量や季節を問わず、おいしいご飯が炊きあがるという。

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 同社はこれまで、お米の吸水を促進させてツヤや甘みを引き出す「超音波炊飯」や、沸騰後も火力を落とさずごはんのうまみを引き出す「大沸騰IH」といった技術を開発してきた。

 しかし、これまでの炊飯器では、冬場の冷たい水を使用した時や夏場の少量炊飯時など、仕込み時に最適な温度から外れてしまう場合があり、ごはんの持つ本来の甘みを十分に引き出していなかったという。

 新機能の「炊温(すいおん)みてますセンサー」では、2つのセンサーが内釜内の初期水温や炊飯量を検知し、仕込みの温度(予熱)を最適とされる「57°Cで15分間」にキープする。さらに沸騰後も火力を落とさない大沸騰IHが、炊飯に適した1.2気圧105°Cの沸騰状態を約6分間保ち、激しい対流でかき混ぜ続ける仕組みだ。

 また上位モデルのNJ-RZ形は、内釜の外側や本体胴回りの表面を炭で覆った「炭コート」のほか、圧力や火加減をコントロールして圧力調理やとろ火調理、蒸し調理なども可能な調理機能などを備えた。

製品型番 NJ-RZ10 NJ-RZ18 NJ-RV10 NJ-RV18 NJ-RE10 NJ-RE18
最大炊飯容量 5.5合 10合 5.5合 10合 5.5合 10合
炊温みてますセンサー
内釜外側炭コート
本体胴回り炭コート
炭ジェットリング
調理機能
実売価格(※1) 5万円 5万3000円 4万円 4万3000円 3万円 3万3000円
発売日 8月1日
※1:価格はオープンプライス


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