ITmedia NEWS >

江ノ島のスパに大型「人工オーロラ発生装置」登場

» 2006年07月11日 11時41分 公開
[ITmedia]

 飯田産業は7月10日、「人工オーロラ発生装置」を開発し、8月から「江ノ島アイランドスパ」で実演を開始すると発表した。

 大阪市立大学大学院工学研究科の南教授との共同開発。オーロラは太陽のもつ粒子エネルギー(太陽風)によって電子が加速され、地球大気に作用することで発生するが、新しい装置ではこのメカニズムを忠実に再現。11色の多彩な発光やオーロラ特有のゆらめきなどを再現できるという。また、装置は縦2.2メートル、横2.8メートルと大型で、「現実感溢れるオーロラを実演できる」(同社)。

 これまでもレーザー光線などを使ってオーロラを擬似的に作り出す装置などが存在したが、スケールが小さく、また「オーロラ特有のカーテン状にゆらめく動きがない、真実感に乏しいものだった」(同社)。

 新開発のオーロラ発生装置は、江ノ島アイランドスパの2階プールサイドに設置され、8月1日から実演を開始する予定だ。入館料は平日の場合で大人2650円、小学生1200円。休日は3150円(子ども料金の設定なし)となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.