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» 2006年08月09日 01時21分 UPDATE

シンプルだけに使いやすい、プリンストンのお風呂テレビ「PTV-WWTV7」 (1/2)

PC周辺機器で知られるプリンストンテクノロジーがテレビを発売した。しかも、IEEE 802.11aを使用したワイヤレス。IPX6(JIS保護等級6)耐水仕様の“お風呂テレビ”だ。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 PC周辺機器で知られるプリンストンテクノロジーがテレビを発売した。しかも、IPX6(JIS保護等級6)相当の防水仕様で、IEEE 802.11aを使用するワイヤレステレビだ。

photo プリンストンテクノロジーの家電参入第1弾となる「PTV-WWTV7」。見通し30メートルの無線伝送が可能だ

 PTV-WWTV7は、TVチューナー内蔵のベースステーションとテレビ本体の2ピース構成になっている。ベースステーションはリビングルームなどテレビのアンテナ線を確保できる場所に置き、テレビ本体との間をIEEE 802.11a無線LANで接続する仕組みだ。テレビ電波が入らない場所でも視聴できるうえ、5.2GHz帯を使用しているため、一般的な2.4GHz帯より干渉源が圧倒的に少ないというメリットがある。たとえば電子レンジを動かしても画面が乱れることはない。

 ただ、5.2GHz帯の電波はその特性上、2.4GHz帯のIEEE 802.11b/gと比べて若干ながら壁などの遮蔽物に弱く、建物の構造や材質によっては伝送距離が短くなる。今回は、このあたりも念頭に置いて試用してみた。

 改めて外観から見ていくと、まずテレビ本体とベースステーションは、お風呂やキッチンに似合いそうなホワイトに統一されている。丸みを帯びたシンプルなデザインで、ベースステーションは横置きを前提とした薄型筐体だ。AVラックなどに設置することを考えると別の色のほうが良いとも思うが、デザインが控えめのためか、実際に置いてみると、心配したほどの違和感はなかった。

photo テレビ本体の側面ドア内にイヤフォンジャックがある。

 液晶画面は、カーナビなどによく利用されている16:9の7型ワイド液晶で、その下に、電源やチャンネル、音量といった最小限のスイッチを備えている。本体の外形寸法は240(幅)×174(高さ)×35(奥行き)ミリ。重量は900グラム。なお、内蔵バッテリーは約3時間の連続駆動が可能だ。

 一方のベースステーションは、前面には電源、アクティブランプ、リンクランプという3つのステータス表示用LEDがあるだけ。背面にRF端子のほか、S映像入力付きの外部入力×1系統があり、外部入力にすると、お風呂の中でも録画番組やDVDビデオを楽しめる。ただし、外部機器をテレビ本体側から操作する機能はないため、事前にDVDプレーヤーやレコーダーを再生状態にしておく必要がある。

photo ベースステーションの背面。横にはイーサネットポートも見えるが同製品では使用しない

 パッケージには、このほかにACアダプタ×2、各種ケーブル類など必要なものがすべて含まれている。中でも「壁面設置用プレート」が標準添付されていたのは嬉しいところ。これを壁面に固定しておけば、テレビのスタンドを90度折り曲げた状態にして、プレートの溝に横から入れて固定できる。プレート自体を壁面にネジ留めする必要があるので賃貸住宅などでは使いにくいが、浴室やキッチンをスッキリさせたままテレビを観たい人には嬉しいオマケだ。

photophoto 同梱品一覧(左)と「壁面設置用プレート」。テレビのスタンドを90度折り曲げた状態にして、プレートの溝に横から入れて固定する仕組みだ

設定は手間いらず

 設置作業は、これ以上ないくらい簡単だ。ベースステーションのアンテナコネクタに付属のポールアンテナを接続し、電源を確保したら準備完了。テレビの電源を入れると、まず「通信しています」と表示され、数秒の間をおいて映像が出た。

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