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» 2006年08月21日 17時51分 UPDATE

世界標準を狙う冷蔵庫、東芝から

東芝は冷蔵庫「置けちゃうビッグ」の新製品を発売する。冷蔵室の容量アップや高効率冷却、オゾン除菌/脱臭機能などを備え、大型冷蔵庫の新スタンダードを目指す

[渡邊宏,ITmedia]

 東芝コンシューママーケティングは8月21日、冷凍冷蔵庫「置けちゃうビッグ」の新製品6機種を9月16日より販売開始すると発表した。6ドア(両開き)3製品と5ドア片開きの3製品が用意され、価格はいずれもオープン。

photophoto 左から「GR-W42FS」「GR-W45FS」「GR-W50FS」。いずれも6ドアタイプ
製品名 タイプ 容量 実売想定価格
GR-W42FS 6ドア(両開き) 422リットル 23万円前後
GR-W45FS 6ドア(両開き) 453リットル 25万円前後
GR-W50FS 6ドア(両開き) 500リットル 27万円前後
GR-37GS 5ドア(片開き) 365リットル 20万円前後
GR-40GS 5ドア(片開き) 402リットル 22万円前後
GR-45GS 5ドア(片開き) 445リットル 24万円前後

 新製品は従来、冷蔵室と野菜室の背面に分けて設置されていた冷却器を野菜室の背面に集約し、冷却器自体も小型化。同時に、底面へ設置されていたコンデンサもモジュール化することで集積化を進め、外寸をほぼそのままに「1日の開閉回数は約32回」(同社調べ)と利用頻度の高い冷蔵室の容量をアップした。

photo 搭載されている冷却器。冷蔵/冷凍のいずれも小型化とパワーアップを果たしている

 新製品の450リットルタイプ「GR-W45FS」の冷蔵庫収納力を缶ビールでカウントすると、350ミリリットル缶が96本、500ミリリットル缶が32本、合計で128本が収納可能。既存の450リットルタイプ「GR-W45FB」を比較しても、冷蔵庫の容量が4800ミリリットル増加している。

 冷蔵庫最上段の庫内照明にはLEDを採用することで、500ミリリットル缶を縦置きできるスペースを確保したほか、ドアポケットも改良され、6ドアタイプの製品では右トビラに2リットルのペットボトルが4本(左右あわせて5本)収納できる。

photophoto 冷蔵スペースの容量をアップ(左)、2リットルのペットボトルが4本はいるドアポケット

 2基搭載されている冷却器は、交互に運転をすることで冷却効率を向上させ、温度変化の少ない安定した冷却を可能にした。また、除霜時の水分を冷気に含ませて循環させる「うるおい冷却」の仕組みを導入することで、冷蔵庫と野菜庫ではラップなしでの保存も可能だ。「ラップ無しで、入れておいた2日前のベーコンもしっとりおいしく頂ける」

 オゾンで除菌と脱臭を行う「C-プリファイヤー+O3エンジン」を搭載。12年間掃除いらずで、庫内の冷気を洗浄する。オゾンを除菌と脱臭に利用する仕組み(C-プリファイヤー)は以前の製品より導入されていたが、新製品ではオゾン濃度が従来品より10%アップしており、イチゴなどデリケートな弱い果物でも長期保存が可能になったという。

 全体的な冷気コントロールを見直すことで、冷凍庫と野菜庫も全体がムラ無く冷却されるほか、ドアには押すだけで開く「電動タッチオープン」&自動的に閉まる「オートクローズドア」機能を備えた。また、温度調整パネルも本体前面に用意することで、扉を開けずに調整が可能になっている。

 「最近は価格が安ければいいという訳ではなく、”多少高価でも、良いモノを長く使う”と消費者の考えも変化している。新製品は新技術を搭載した、世界標準を目指す冷蔵庫だ。市場では現在400リットル以上の大型製品が伸びを見せており、新製品の投入によって通年シェア25%を目指したい」(同社)

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