ITmedia NEWS >

松下、デジタルWチューナー搭載のVHS一体型レコーダー

» 2006年08月22日 17時39分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは8月22日、地上/BS/CS110度のデジタルチューナーを搭載したVHS一体型DVDレコーダー2機種を発表した。内蔵HDDが400Gバイトの「DMR-XW40V」と250Gバイトの「DMR-XP20V」をラインアップ。いずれも10月20日に発売する。

photo 従来モデルの「DMR-EX250V」に比べると約12ミリ薄い、高さ93ミリとなった
型番 DMR-XW40V DMR-XP20V
HDD容量 400Gバイト 250Gバイト
チューナー構成 地上/BS/CS110デジタル×2、地上アナログ×1 地上/BS/CS110デジタル×1、地上アナログ×1
実売価格(※1) 16万円前後 12万円前後
発売日 10月20日
※1:価格はオープンプライス

 XW40Vは、同社のVHS一体型としては初のデジタルWチューナーモデル。地上デジタル、BSデジタル、CS110度をそれぞれ2つと地上アナログチューナーの計7チューナーを搭載し、デジタル放送の2番組同時録画やデジアナ同時録画に対応する。ハイビジョン番組の録画時間は、XW40Vが約50時間30分、XP20Vが約31時間45分となる(いずれも地上デジタル放送の場合)。

 また先日発表したハイビジョンDIGAと同様、高画質化回路「美画質エンジン」を搭載。デジタル放送特有のノイズを抑え、より元画像に忠実なハイビジョン録画・再生を可能にするという。美画質エンジン内の「HDオプティマイザー」は、録画した番組だけでなくデジタルハイビジョン放送の受信番組も高画質に再現。またHDMI接続時はSD画質のソースをハイビジョンにアップコンバートして出力可能だ。

 さらにXW40Vでは、インターネット常時接続環境を利用して外出先から録画予約が行える「携帯&パソコン録画機能」やSDカードスロットを利用した音楽機能「SD音楽」をサポート。音楽CDの楽曲をAACに変換して記録しておき、内蔵HDDに音楽を蓄積してジュークボックス感覚で利用したり、同社のデジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」で持ち出すといったことが可能だ。

 曲名は内蔵データベース(約35万アルバムタイトル)もしくはGracenoteのCDDB(ネット接続が必要)から取得する仕組み。もちろん、デジカメ写真を再生する「テレ写」やSDカードムービー(SDR-S200など)で撮影した動画の再生やDVDへの保存も行える。

 このほか、2モデル共通の仕様としては、毎週・毎日予約で録画した番組を自動でフォルダにまとめ表示できる新「再生ナビ」、フォルダ毎のレジューム機能、音声付きの1.3倍速早見再生、「VIERA Link」対応、テレビ画面画面で操作手順を確認できる「ディーガ操作ガイド」などがある。

 出力端子は、HDMI×1系統のほか、D端子、S端子、コンポジットを各1系統装備。入力端子は、S端子、コンポジットが各1系統。またDV/TSに対応するi.Link端子も備える。外形寸法は430(幅)×93(高さ)×332(奥行き)ミリ。重量は約7キロ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.