ヤマハは8月25日、ハイエンド向けHi-Fiスピーカーの新ブランド“Soavo(ソアヴォ)”を発表、第1弾としてフロアスタンドタイプのHi-Fiオーディオ用スピーカーシステム「Soavo-1」を9月下旬から発売する。価格は18万9000円(1台)。
同社のサウンドコンセプト「ナチュラルサウンド」を具現化するために新規開発された高級スピーカーブランド“Soavo(ソアヴォ)”。イタリア語のSoave(優美な)とVoce(声・歌声)の造語からくるネーミングを与えられた新製品は、楽器メーカーの顔も持つ同社の、楽器作りを原点にした「音楽が本来の表現で聴ける」「無用な色づけがなく、楽器の音色や人間の肉声が自然に描き分けられる」スピーカーに仕上がっているという。
歌声のリアルな再生やタイトで力強い低音再生を実現するためにトールボーイの3ウェイ・4スピーカー構成を採用。専用開発のツィーターと13センチ口径A-PMDミッドレンジ、16センチ口径A-PMDウーファーを配して、高音域から低音域までそれぞれ最適なユニットが受け持つことで、音楽の表現力を向上しているという。
キャビネットのサイズは349(幅)×487(奥行き)×1051(高さ)ミリ・重さ約27キロ。ハイクラスブランドの第1弾にふさわしい、欧州的なデザイン性の高いキャビネットに仕上げた。平行面をまったくなくしたスタイルは、新しい楽器をも思わせる優美なシルエットを醸し出している。バッフル面の上下左右を傾斜させ、内部にスラントパーティション&バーチカルラダー補強を施すことで、音質を損なう定在波や回折の低減と、剛性を両立した。
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