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» 2006年08月30日 18時19分 UPDATE

ソニー、フルHDパネルのA2500シリーズ2機種発表

ソニーは“BRAVIA”の新製品として、独自開発のフルHDパネルを搭載したSXRDプロジェクションテレビ2機種を発表した。

[ITmedia]

 ソニーは、独自開発0.61型のフルHDパネル「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を搭載したSXRDプロジェクションテレビ「KDS-50A2500」(50V型)、「KDS-60A2500」(60V型)の2機種を発売を9月15日に発売する。価格はオープンだが、実売想定価格はKDS-50A2500が50万円、KDS-60A250が60万円。

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 A2500シリーズで使われているフルHDパネル「SXRD」は画素間スペースが0.35マイクロメートルで、映画館で見るメッシュ感のない滑らかな質感を再現できる。このSXRDに加え、光学エンジンからの光量を調整する“アイリス(絞り)機構”を搭載。さらに“アドバンストアイリス”で、入力された信号に合わせてアイリス機構を自動でコントロール、最適なコントラストを作り出す。これにより、明るいシーンは明るく、暗いシーンでは黒がつぶれることなく、暗部を豊かに表現できる。アドバンストアイリスの設定(最小)時には10000:1以上の高いコントラスト比を実現している。

photo リアプロジェクションテレビ「Aシリーズ」。手前は同時発表された73万5000円のフルHDフロントプロジェクター「VPL-VW50」

 またSXRDパネルは2.5ミリ秒の高速応答で、スポーツシーンやアクション映画など速い動きの多い画像でもブレやボケのない鮮明な映像を描き出せる。反射型パネルの構成の特長である高い光利用効率と高輝度120ワットランプの搭載で、画面のすみずみまで明るく見やすい画面になっている。

jn_sonytec.jpg A2500シリーズに使われている技術

 A2500シリーズに搭載されている新開発SXRD光学エンジンシステム「ライブカラークリエーション」で120ワットランプの光から純度の高いRGBを抽出、NTSC比109%の色域を実現した。これによってスポーツカーの深い「赤」や、広大な海の深い「青」生い茂る森の深い「緑」など、映画本来の持つ色に限りなく近い映像を再現できる。

 ハイビジョン本来の美しさを再現するため搭載された新高画質回路ブラビアエンジンプロは最新の映像信号処理技術“DRC-MF v2.5”(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション)を中心とした新高画質エンジンだ。同社独自のアルゴリズムにより、パネルの解像度を引き出し、精細感が高く、コントラストの効いた、より実物に近い映像を映し出す。

jn_engine.jpg ブラビアエンジンプロ
jn_gazo.jpg DRC-MF v2.5なしの画像とありの画像の比較

 サウンド面ではテレビのスピーカーだけで臨場感溢れる5.1chサラウンドを楽しめる“TruSurround XT 5.1 Digital”を搭載し、地上デジタル放送やBS・110度CSデジタル放送などがサポートする5.1chサラウンドステレオを、臨場感豊かに再現する。また、“Dialog Clarity(ダイアログクラリティ)”によりサラウンド時のセリフの明瞭感を高め、“TruBass(トゥルーベース)”により、豊かな低音を実現する。 またデジタルアンプ回路搭載によりひずみの少ないクリアな音声を出力できる。

 省電力性能も優れており、低電力で駆動が可能な120ワットの高圧水銀ランプと光利用効率の高い「SXRD」により50V型、60V型ともに消費電力は215ワットだ。

 インタフェースは1080p対応のHDMI入力端子を3系統備えており、また、PVとの接続用にはD-sub15ピンを持っている。ほかにD4入力端子2系統にビデオ入力端子3系統とインタフェースも充実している。もちろん地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーも内蔵している。

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