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写真で見る新「iPod」(2/2 ページ)

» 2006年09月13日 13時27分 公開
[ITmedia]
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 次はデザインを一新した「iPod nano」。酸化皮膜処理のアルミニウムケースを纏い、かつての「iPod mini」を薄くしたような外観になった。ただしHDDではなく、フラッシュメモリを搭載。容量は2Gバイト、4Gバイト、8Gバイトの3種類だ。ボディの色はメモリ容量によって異なり、2Gバイトはシルバーのみ、4Gバイトはシルバー、ピンク、グリーン、ブルーの4色、8Gバイトはブラックのみとなる。

photophoto 酸化皮膜処理されたアルミニウム製の外装は、かつての「iPod mini」を彷彿とさせる。本体下部に30ピンのiPod Dockコネクタとイヤフォンジャックを備える

 1.5インチ液晶ディスプレイは、青白LEDバックライト付き。従来より約40%明るくなった。バッテリー駆動時間は最長24時間。約1.5時間でバッテリー容量の80%を充電できる急速充電機能も備えた。もちろん、新しいサーチ機能やクイックスクロールも採用している。

 価格は1万7800円〜2万9800円で、同日から出荷を開始。なお、専用オプションとして「iPod nano Dock」(3400円)、アームバンド(3400円)、ネックストラップ型の「Lanyardヘッドフォン」(3400円)が同時に発売されている。

製品名 iPod nano
メモリ容量 2Gバイト 4Gバイト 8Gバイト
カラー シルバー シルバー、ピンク、グリーン、ブルー ブラック
外形寸法 40(幅)×90(高さ)×6.9(厚さ)ミリ
重量 約40グラム
価格 1万7800円 2万3800円 2万9800円
発売日 9月13日
photophoto ブラックだけはホイールや上面/下面も黒い(左)。右は、新しいiPodすべてに付属する新型イヤフォン。少しスリムになり、フィット感が向上。日本人向きのサイズといえるかもしれない

ウェアラブルが出発点――iPod shuffle

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 「iPod shuffle」は、今回の発表で最も大きく変わったプロダクトだろう。アルミニウム製のボディは重量わずか15グラム。「第1世代ユーザーからの要望が多かった“ウェアラビリティ”が出発点になった」(スティーブ・ジョブズ氏)というように、背面のクリップで気軽に身につけることができる。

photophoto クリップは結構開く。ジーンズのような厚手の服にも無理なくとめることができる

 色はシルバー1色で、フラッシュメモリの容量は1Gバイト。本体サイズは、41.2(幅)×27.3(高さ)×10.5(厚さ、クリップ部を除く)。重量は約15グラム。バッテリー駆動時間は最長12時間で、専用の「iPod shuffle Dock」のUSBケーブルを介してパソコンまたは電源アダプタから充電は行う。充電時間は約4時間だが、半分の2時間でもバッテリー容量の80%まで充電できる。

photophoto shuffleの場合、イヤフォンジャックがUSBインタフェースを兼ねる。ちなみに「iPod shuffle Dock」に挿したときは、背面の「iPod」ロゴが上下逆になる

 価格は9800円。出荷は10月の予定で、13日から受注を開始した。「クリスマスには十分間に合う」(ジョブズ氏)。

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