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» 2006年09月21日 16時03分 UPDATE

A&Vフェスタ2006:コンセントを差すだけで音楽があふれ出す――パイオニア「MusicTap」

プラズマテレビを中心としたホームシアターセットを展示するパイオニア。それ以外にも、PLC技術を利用したオーディオシステム「MusicTap」を出展。法整備が完了すれば国内でも販売する予定だ。

[渡邊宏,ITmedia]

 パイオニアブースには“ピュアビジョン”プラズマとして最大サイズの60V型「PDP-607HX」を中心としたホームシアターセットが複数用意されており、来場者は同社の最新AVアンプ「VSA-AX4ASi」と組み合わせたリッチなホームシアター環境を自由に楽しめる。

photo プラズマテレビ「PDP-607HX」とAVアンプ「VSA-AX4ASi」を中心とした組み合わせ。DVDプレーヤーは「DV-AX5AVi」、センタースピーカーは「S-A77VT」、リアスピーカーは「S-A77BS」、フロントスピーカーは「S-A77TB」、ウーファーは「S-W7」だ

 また、発表されたばかりのXbox 360オフィシャルライセンス取得の5.1サラウンドシステム「HTP-GS1」や、セミトールボーイ型のピュアモルトスピーカー「S-PM300」といった最新製品も準備されており、そのサウンドを楽しめる(Xbox 360+HTP-GS1の設置コーナーでは実際に5.1chサラウンドのゲームをプレイできる)。

photophoto 横置きされたXBox 360の右に置かれているのが「HTP-GS1」のコンソール(左)、HTP-GS1のリモコン(右)
photophoto ピュアモルトスピーカー「S-PM300」。アンプは「A-D5X」、CDプレーヤーは「PDR-D50」で、ラックはもちろん“ピュアモルトラック”「B-PM1000」だ(左)、ブックシェルフ型のピュアモルトスピーカー「S-A4SSPT-VP」(右)

 ユニークな展示は、PLC(Power Line Communications:電力線搬送通信)の技術を使いたオーディオシステム「MusicTap」。セレクターから出力されたオーディオ信号を家庭内の電力線に乗せ、モノラルのスモールスピーカー、もしくはステレオのラージスピーカーから再生する。もちろん、電源もコンセントからとるので、「コンセントを差し込む」というわずかな手間だけで、家中どこにいても音楽が楽しめる。

photo PLCを使いたオーディオシステム「MusicTap」。デザインもなかなか洗練されている

 国内ではまだPLCについて法的な許可が下りていないため(現行法下でも10kHz〜450kHzの周波数帯を利用できるが、AVデータの転送には帯域が足りない)、展示されているモデルはPLCユニットを抜いてある。しかし、技術的には完成しており、許可がおり次第にセレクター及びスピーカーユニット×2(スモール/ラージ)の構成で製品化される予定だ。20〜30代の女性をメインターゲットにしており、5万〜8万円の価格帯を想定しているという。

 セレクターにはステレオミニジャックとRCA端子が用意されており、CDプレーヤーなどが接続可能なほか、前面に用意されたUSB端子にフラッシュメモリプレーヤーを差し込めば、収録された音源(MP3)を電力線に乗せて送信できる。オプションでiPod用のDockも用意される予定。

photophoto セレクターとオプションのiPod Dock(左)、スモールスピーカー。モノラルだが赤外線で人が近づくと自動的に電源オンになる機能を備えている(右)

 「“Tap”にはコンセントの差し込み部分のほか、水道の蛇口という意味もあるそうです。蛇口を捻れば水が出るように、“コンセントに差し込むだけで音楽があふれ出す”そんなイメージをもって“MusicTap”と名付けました」(同社)

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