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» 2006年09月26日 20時12分 UPDATE

Photokina 2006:14メガFOVEON搭載&JPEG対応、ファン待望のシグマ新デジ一眼「SD14」発表

シグマが、RGB全色を1つのピクセルで取り込むことができる撮像素子・FOVEON搭載のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「SIGMA SD14」を発表。Photokinaで披露した。1406万画素に高画素化された新FOVEONに待望のJPEG記録モードも加わり、ユーザーインタフェースも大幅に改善。

[西坂真人,ITmedia]

 シグマは9月26日、FOVEONイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ新製品「SIGMA SD14」を発表。ドイツ・ケルンで同日から開幕した世界最大級の映像機器関連展示会「Photokina 2006(フォトキナ)」で、SD14を披露した。11月から発売し、価格はオープン。「現在のSD10の実売(20万円前後)とほぼ同等ぐらいにしたい」(同社)

photophoto FOVEONイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「SD14」。右はPhotokina会場で披露されたSD14。左のコンパクト機は参考出品されたFOVEON搭載「DP1」。こちらの製品の詳細は別記事で掲載

 SD14は、RGB全色を1つのピクセルで取り込むことができる撮像素子「FOVEON X3ダイレクトイメージセンサー」を搭載。FOVEON X3は2003年11月に発売した「SD10」にも採用したイメージセンサーだが、今回はSD10の有効1020万画素から有効1406万画素へと高画素化。センサーサイズは20.7×13.8ミリでSD10と同じ。1406万画素の高い解像感と、FOVEONセンサーならではの豊かな諧調表現/自然で立体感のある描写を実現するという。

 ユーザーから要望の高かったJPEG記録に対応。従来のRAW専用モードに加えて、4種類(SuperHigh/Fine/Medium/Low)の画素数から選べるJPEGモードを新たに搭載した(RAW/JPEG同時記録には非対応)。

 ユーザーインタフェースも大幅にリニューアル。背面には2.5インチ(15万画素)の大型液晶ディスプレイを搭載したほか、ワンボタン+上下左右キーでISO/画素/WB/RW・JPEGが素早く切り替えられる操作体系を採用。また、新開発のペンタプリズムファインダーにより視野率98%/像倍率0.9倍(アイポイント18ミリ)を実現するなど一眼レフカメラで重要なファインダーの見やすさを追求した。

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 そのほか、素早いピント合わせが可能な5点測距AF、外部からのホコリの侵入を防ぐダストプロテクターの装備、作動耐久10万回の高信頼性シャッター、3コマ/秒の連写、広角17ミリレンズに対応するGN11の内蔵フラッシュ、ブレを軽減する簡単操作のミラーアップ機構、大容量バッテリー採用など、使いやすさにこだわった機能を数多く搭載した。RAW現像ソフトウェア「SIGMA PhotoPro3.0」を付属。

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 ボディサイズは144(幅)×107.3(奥行き)×80.5(高さ)ミリ・重さ約700グラム。CFカードスロット(TYPE-II、MicroDrive対応)を搭載する。

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 「画質面ではノイズをかなり減らしており、現在の試作機の段階で従来機(SD10)よりも低いノイズレベルを達成している。従来のSD9/SD10ユーザーの買い替えとともに、フィルムに近い画質を求める銀塩ファン、既存のデジ一眼の画質に不満を持つユーザーにぜひ使ってもらいたい」(同社のPhotokinaブース担当者)。

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