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» 2006年09月29日 07時23分 UPDATE

Photokina 2006:スゴいぞ、ペンタックス「K10D」 元気の源は韓国パワー? (1/2)

今年のペンタックスは面白い。原動力はPhotokina直前での待望の10メガ機「K10D」だ。Photokinaの同社ブースと、隣接ホールの“あのメーカー”のブースを見て、その元気の源が分かった。

[西坂真人,ITmedia]

 今年のペンタックスは面白い。*ist Dシリーズも「小型軽量」「旅に強い仕様」といった独自路線に、パンケーキレンズの魅力もあいまって個人的には非常に興味をそそられていたのだが、ライバル機と比較すると基本性能の面などでなにか、あと一歩踏み出せないものがあった。コニカミノルタの例もあるだけに、将来的な不安感もあったのかもしれない。

 それがKシリーズの登場でモヤモヤした不安が一気に払拭された。7月のK100Dに続いて、Photokina直前での待望の10メガ機「K10D」の登場に、ペンタックスの勢いを感じた読者も少なくないだろう。

 Photokinaの同社ブースでは、一般ユーザー向けとしては初となる「K10D」のお披露目に、多くのユーザーが足を止めてハンズオンコーナーに吸い寄せられていた。

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 K10Dはとにかくスゴい。1020万画素というCCD自体はもはやエントリークラスでも当たり前になりつつあるが、実売12万円前後で防塵・防滴仕様にしたのがスゴい。防塵・防滴仕様はプロ・ハイアマチュア機には欠かせないものだが、これが意外とコストがかかるのである。

 手ブレ補正機構にボディ内蔵タイプを選んだのも、魅力あるレンズ資産を有効活用できてスゴい。CCDのダストリダクション機構も、ちゃんとCCDをブルブルさせるからスゴい。22ビットのA/DコンバーターやDDR2メモリなど、コストがかかりそうな部材をさりげなく搭載しているところがスゴい。そのほか、感度優先AEモードやシャッター速度&絞り優先AEモードなど“かゆいところに手が届く”機能がスゴいし、交換可能なフォーカシングスクリーンもなにげにスゴい。

 とにかくこれだけの機能がついてこのコストパフォーマンスは、機能面でKiss Digital X/D80/α100といった10メガ機を蹴散らし、30DやD200といった中級機をも脅かす存在になっているのである。K10Dは中級機だから中級機と比べろという意見もあるだろうが、そうすると12万円台という価格がいっそう魅力的になるだろう。


 「いやあ、ペンタックスいいねえ。K10Dとパンケーキレンズ3本持って、またドイツに(観光で)来たい気分」と、ひとりうなずきながら隣の第4ホールにフラフラ歩いていくと、おっ、こんなところにもK100Dが!「ブースまたいで出展なんて、ペンタックスすご過ぎ」と、周りをよくみると、なんかブースがお洒落で、どうもペンタックスらしくない雰囲気(失言)。そんでもってレンズに青いラインが入っている。ペンタックスは緑だったはず……。ん? あれ? Samsung……。

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