オーディオテクニカは10月5日、ノイズキャンセリングヘッドフォン「ATH-ANC7」をはじめとした新製品群を発表した。発表されたのはATH-ANC7を含むヘッドフォン4製品と小型スピーカーユニット3製品ほか、ATH-ANC7以外は11月24日より販売開始される。
製品名 | 概要 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
ATH-ANC7 | ノイズキャンセリングヘッドフォン | オープン | 2007年1月下旬 |
ATH-CK9 | インナーイヤーヘッドフォン | 2万2050円 | 11月24日 |
ATH-SJ5 | 密閉型ポータブルヘッドフォン | 5250円 | 11月24日 |
ATH-SJ3 | 密閉型ポータブルヘッドフォン | 4200円 | 11月24日 |
AT-DSP190 | デジタルアンプ内蔵小型スピーカー | 2万1000円 | 11月24日 |
AT-DSP170 | デジタルアンプ内蔵小型スピーカー | 1万8900円 | 11月24日 |
AT-SP150 | アンプ内蔵小型スピーカー | 1万2600円 | 11月24日 |
「ATH-ANC7」は同社としては初のアクティブノイズキャンセリングヘッドフォン。ノイズキャンセルに仕組みとしては一般的な逆位相型が採用されている。「(ノイズキャンセルの)手法はオーソドックスだが、付け心地や音質を高めた」というのが特徴だ(同社取締役 ゼネラルマネージャー 相田良夫氏)。
周囲の雑音を約22デシベル低減可能なキャンセル性能を持ち、アルカリ乾電池1本で約38時間の使用が可能。インタフェースは3.5ミリステレオプラグだが、パッケージには飛行機用プラグアダプターと6.3ミリプラグアダプターが付属する。価格は未定だが、同ジャンルで先行するボーズの「Quiet Comfort2」より安価な価格に設定される見込みだ。
ATH-CK9は「バランスド・アーマチェア」方式のドライバーを採用したインナーイヤーヘッドフォン。このドライバーによって、一般的なダイナミック式よりも繊細な音を表現するという。同社製品「ATH-CK7」など通常にカナル型に比べても、耳の奥まで押し込むことでフィット感を高めるスタイルになっており、高い遮音性と音漏れ防止能力を獲得している。
「ATH-SJ5」「同3」は片耳モニターにも適した90度反転機能を有した軽量なポータブルタイプ。新開発の40ミリドライバーを搭載し、迫力のある低音を再現する。ATH-SJ5はCCAW(銅被覆アルミニウム線)ボイスコイルが利用されており、優れた高音の伸びと歯切れの良い低音を実現するという。
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