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ONKYO、「Integra」に「THX Select2」準拠の7.1ch AVセンター

» 2006年10月20日 12時49分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは10月20日、高級AVコンポ「Integra」シリーズとして、7.1ch AVセンター「DTX-7.7」とユニバーサルプレーヤー「DPS-6.7」を発表した。発売日と価格は下記の通り。

製品型番 概要 価格 発売日
DTX-7.7 7.1ch AVセンター 15万7500円 11月10日
DPS-6.7 ユニバーサルプレーヤー 8万4000円 11月15日
photophoto AVセンター「DTX-7.7」

 DTX-7.7は、カスタムインストールに適した「Integra」シリーズの中核となるAVアンプ。AMXやクレストロンのホーム・オートメーションシステムと接続可能なRS232端子、およびスピーカークラフトなどの赤外線コントロールユニットなどと連動できるIR端子を備える。「映画館のようなエンターテイメント空間を、家庭などで自分仕様にアレンジして楽しみたいという新しいライフスタイルのニーズは、アメリカだけでなく、日本国内でも富裕層や映画ファンを中心に広がりを見せている」(同社)。

 ルーカス・フィルムが提唱する音響・映像品質の保証規格「THX Select2」に準拠した7.1ch対応アンプ。「THX Select2 CINEMA」「THX MUSIC」「THX GAME」の各モードを備えるほか、ドルビーデジタルIIx、ドルビーデジタルサラウンドEX、dts-ES(ディスクリート6.1/マトリクス6.1)、dts Neo6、dts96/24、AACのデコードに対応する。

 ディスクリート構成の7chアンプは、各チャンネル135ワット(定格)。デジタルノイズ除去の「VLSC」や、聴感重視のワイドレンジアンプ技術「WRAT」(Wide Range Amplifier Technology)など、ONKYOの独自技術を盛り込んだ。

 1080P対応のHDMI端子を入力2系統、出力1系統装備するほか、映像入力としてD端子×3、コンポーネント×3、S端子×5、コンポジット×5を備える。D端子を含むコンポーネント、S端子/コンポジット端子からの信号をHDMIへ変換出力が可能なビデオコンバーターも搭載した。そのほかの映像出力は、D4×1、コンポーネント×1、S端子×3、コンポジット×3。また音声入力は、光デジタル×5と同軸×2、アナログ×8。音声出力はデジタル×1、アナログ×5となっている。

 外形寸法は、435(幅)×174(高さ)×429(奥行き)ミリ。重量は13.1キロ。マクロ対応の学習/プリプログラムリモコンが付属する。

photo ユニバーサルプレーヤー「DPS-6.7」

 ユニバーサルプレーヤー「DPS-6.7」は、SACD、DVD-Audio、DVDビデオ、MP3を記録したCD-R/-RWメディアなども再生可能なユニバーサルプレーヤー。ドルビー/DTSデコーダーを内蔵し、5.1chアナログ出力にも対応する。もちろん、IntegraシリーズのAVセンターと同様、赤外線受光ユニットを接続できるIR端子や、ホーム・オートメーションシステムと接続可能なRS232端子を装備した。

 外形寸法は435(幅)×81(高さ)×312(奥行き)ミリ。重量は3.7キロ。リモコン、Sケーブルなどが付属する。

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