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ケンウッド、高音質再生目指したメモリプレーヤー

» 2006年10月27日 17時32分 公開
[ITmedia]

 ケンウッドは10月27日、ポータブルオーディオプレーヤー“Media Keg”「M2GC7」「M1GC7」を11月初旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。

 新製品はフラッシュメモリを搭載、同社独自のデジタルアンプや高音化技術「Supreme」(サプリーム)なども備えることで高音質での再生を目指した。2モデルの違いは搭載するメモリ容量で、M2GC7が2Gバイト、M1GC7が1Gバイトのメモリを搭載する。

photo 「M2GC7」はシルバーとブラックの2色

 新開発のデジタルアンプを搭載。ノイズを大幅に低減することでクリアな再生を実現した。回路も信号の劣化しない作りとすることでノイズを低減、S/N比も改善した。加えて、オーディオ専用の水晶発振器を追加することで、他回路からの影響を受けないマスタークロックの供給が可能となり、ピュアな音楽再生を実現したという。圧縮音源が圧縮時に失う高音成分を補完する音質補完技術「Supreme」もあわせて搭載したことで、一層の高音質化が進められている。

photo 「M1GC7」はシルバーとブラックに加え、ブルーとレッドも用意される

 再生可能なファイル形式はMP3/WMA/WAV。Windows DRMにも対応している。同社ミニコンポ「UD-A77/A55」と組み合わせた際には4倍速でCDのデータが移行できるほか、録音可能なFMラジオとダイレクトエンコーディング機能を備える。

 電源には単四形乾電池を使用。アルカリ電池/ニッケル水素電池/オプション充電池が利用でき、アルカリ電池利用時の連続再生時間は約11時間(MP3 128kbps)。前面にはカラー有機ELディスプレイを搭載。サイズは37(幅)×67(高さ)×15.5(厚さ)ミリ、44グラム(電池含む)。

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