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iPodの楽しさを広げるアクセサリーたちバイヤーズガイド(3/4 ページ)

» 2006年12月20日 08時30分 公開
[北村明子,ITmedia]

使い勝手のよいボイスレコーダー

 フォーカルポイントコンピュータの「iTalk Pro」は、Dockコネクタに接続する、小型のモバイルタイプボイスレコーダー。本体にコンパクトなステレオマイクが内蔵されており、いちいちマイクを用意しなくとも手軽に会議など幅広い用途で利用できる。もちろん、3.5ミリジャックに外付けマイクを接続すれば、より高音質な録音が可能だ。

photophoto 「iTalk Pro」。録音中は赤いモールドが点灯する

 録音は、CD並みのステレオ(16bit/44.1KHz)のHigh Qualityモードと、ファイルサイズが小さく長時間録音が可能なモノラル(16bit/22.05KHz)のLow Qualityモードの2種類で可能。前者は1分約10Mバイト、後者は同2.5Mバイト。録音データはWAVEフォーマット。サイズは約62(W)×29(H)×11(D)ミリだ。

 電源はiPod本体から供給するため、別途バッテリやACアダプタも不要だが、コンデンサーマイクなどを使用する場合には、別途外部電源が必要となる。

 丸紅インフォテックの「Micromemo Black」は、角度調節が可能なフレキシブルアームマイクを搭載したボイスレコーダー。Dockコネクタに接続して利用する。

photophoto 柔軟性のあるアームが特徴の「Micromemo Black」

 フレキシブルアームマイクは着脱可能で、別途3.5ミリピンジャック対応の外付けステレオマイクも接続できるほか、ライン入力でのステレオ録音も行なえる。内蔵スピーカーによる再生モニター機能も備えた。録音形式はWAVで、1分あたり約10Mバイト。iPodからの電源供給により動作するため、乾電池などの準備も必要ない。

高性能ヘッドフォンはいかが

 ロジクールの「FreePulse Wireless Headphones」(FP-10)は、約10メートルのワイヤレス伝送が可能なBluetooth対応ヘッドフォン。

photophoto 「FreePulse Wireless Headphones」(FP-10)

 レシーバーとヘッドフォンは出荷時にペアリング済みで、充電後に電源を入れれば自動的に接続できる。右のイヤーピースには、ボリューム調整ボタンや低音域を強化するベースブーストモード切り替えスイッチを備えた。充電式でフル充電時には約6時間の連続使用が可能だ。重量はヘッドフォン部が約60グラム、レシーバー部の重量は20グラム。

 ボーズの「Bose in-ear headphones」は、同社初となるインヤータイプのヘッドフォン。ハウジングに設けられた独自ポートで空間をコントロールする「Triport Technology」を搭載することで、小型ボディからは想像できない力強い重低音を再現する。ステレオミニプラグには、音響性能を実現するパッシブタイプのイコライザーを内蔵した。

photophoto 「Bose in-ear headphones」。軽快な装着感と重低音が特徴だ

 独自形状のイヤークッションによって耳に“乗せる”ことで軽快な装着感を実現しており、耳栓型(カナル型)が苦手な人でも違和感なく利用できるのがうれしい。S/M/Lの3種類のイヤークッションが付属する。

 重量は約20グラム(本体のみ/Mサイズイヤークッション装着時)。キャリングケースも付属し、通勤通学だけでなく、旅行などに持ち運んでも良さそうだ。ケースのサイズは6.8(幅)×2.7(高さ)×5.7(奥行き)センチ。

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