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2006年、コレ買いました――LifeStyle編集部の場合The 自腹(2/3 ページ)

» 2006年12月28日 09時07分 公開
[LifeStyle編集部,ITmedia]

S記者の場合:パナソニック「TZ-DCH2000」(レンタル)

購入の理由: ケーブルテレビのCS系専門チャンネルを“2番組同時録画”したかったから。ついでに記事のネタにもなるから。AV機器としてはマイナーな分野だけど、レビューやら、インタビューやら、Blu-ray DIGAへのムーブやら、いろいろとネタを提供してくれた。

photo パナソニック「TZ-DCH2000」

満足度: 当初は、イッツコム(CATV局)のもっとも高いコースに加入しなければ「TZ-DCH2000」を選択できなかったため、コスト面の不満が大きく、40%程度か。しかし、秋口にサービスが拡充され、ハイビジョンの専門チャンネルが4局増えたほか、安いコースが選択できるようになって満足度も急上昇。またDCH2000自体もファームウェアのアップデートによりi.Link機能などが使えるようになった。現在、満足度はトータル80%くらいまで上昇している。

 残りの20%のうち、10%は価格面の不満。STBのレンタル料が月額2400円は、まだちょっと高い(とくにJ:COMと比較すると)。9万4000円で購入することも可能だが、もし購入した後で引っ越したくなったら面倒なので、たぶんレンタルを継続することになるだろう。

 残りの半分は、録画機能に関する部分。この頃のパナソニック製レコーダー共通の悩みだが、ドラマなどをシリーズ予約(番組名検索は可能)できない。最近は「24」「LOST」「BONES」「チャーリー・ジェイド」など面白い海外ドラマが多く、個人的にシリーズ予約に対する欲求は高まるばかりだ。

 それでも何とかなっているのは、専門チャンネルはリピート放送が多いことにくわえ、ドラマ専門チャンネルが「××マラソン」などと称して数話分をまとめて放送してくれるから。とくに年末年始はこのパターンが多く、今からEPGを細かくチェックしている次第だ。ちなみにFOXでは、元旦の午前0時から「24」(シーズン1)を24時間ぶっ通しで放送するらしい。

 脱線した。話を戻そう。

 TZ-DCH2000を導入して以来、地上波、BS、CS系専門チャンネルの区別なく、録画しまくるようになった。DCH2000のツインチューナーは頼もしい味方だ。録画した番組は、週末にまとめて視聴し、見終わったら放置する。HDDが満杯になるとロックしていない番組を古いものから消していくため、削除する作業もいらない。

 問題は、残しておきたい番組(ロック済み)が徐々に溜まり、HDDを圧迫しはじめていること。こうなると、i.Linkによる連携が確認できているパナソニックのBlu-rayレコーダー「DMR-BW200」がすごく魅力的に見えてくるのだが……今年の“自腹”はまだ終わらないのか?

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