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光学12倍ズーム&トリプルブレ補正の「DMC-FZ8」登場

» 2007年01月31日 20時11分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月31日、デジタルカメラの新製品「DMC-FZ8」を発表した。光学12倍ズームと光学式手ブレ補正ジャイロが特徴の「FZシリーズ」最新モデル。2月9日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では5万円前後になる見込みだ。

photo 従来モデル「DMC-FZ7」とほぼ同じサイズの「DMC-FZ8」。背面の2.5型モニターは20.7万画素に、ファインダーは18.8万画素に高精細化して見やすくなった。ボディカラーシルバーとブラックの2色

 有効720万画素CCDと35mm判換算で36〜432mmの光学12倍ズームレンズ(F2.8〜3.3)を搭載。独自の「EX光学ズーム」を併用すれば、300万画素以下の撮影時に最大18倍までのズームが可能になる。

 また、新たに「動き認識」機能をくわえた「トリプルブレ補正」を備えた。動き認識は、カメラが被写体の動きを検知し、動きが大きい場合は自動的にISO感度を高めにしてシャッタースピードを早くする一方、被写体に動きがなければISO感度を低めにしてノイズの発生を軽減する仕組み。これに伴い、モードダイヤルには「インテリジェントISO」モードが加わっている。

 一方、撮影時に絞りやシャッタースピードを自由に設定できるマニュアル露出やマニュアルフォーカス操作も可能だ。絞り優先AEでは、F2.8〜F8.0までレンズの絞りを1/3EV刻みで設定できるため、背景をぼかした写真や遠景までピントがあった写真も意図的に撮影できるという。そのほかの主な仕様は下表の通り。

製品名 DMC-FZ8
有効画素数 720万画素
撮像素子 1/2.5型 総画素数738万画素CCD、原色フィルター
レンズ ライカDC VARIO-ELMARIT 光学12倍ズーム(36〜432mm)、F2.8〜3.3
ISO感度 オート/100/200/400/800/1250/3200(シーンモードの高感度)
記録メディア 内蔵メモリ(約27Mバイト)、SDHC/SDカード、MMC(静止画のみ)
電源 リチウムイオンバッテリー(710mAh)
電池寿命 約380枚
サイズ 112.5×72.2×79ミリ
重量 約357グラム(バッテリー、メモリカード含む)
価格 オープン(5万円前後)
発売時期 2月9日

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