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カシオ、1000万画素のコンパクトデジカメ第2弾「EXILIM ZOOM EX-Z1050」

» 2007年02月05日 15時42分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は2月5日、デジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新製品として1000万画素CCDを搭載した「EX-Z1050」を発表した。価格はオープンプライス。店頭では4万円前後になる見込みだ。2月23日から順次発売する。

photo 「EX-Z1050」。2月23日にシルバーとブラックを発売する予定。また3月下旬にはゴールド、ピンク、ブルーが追加される

 昨年春に発売された1000万画素CCD搭載コンパクト「EX-Z1000」の後継機。今回は「より幅広いユーザー層に向けて開発した」(同社)という。ボディはEX-Z1000に比べて小振りになり、外装には軽量なアルミニウムを採用。外形寸法は91.1(幅)×24.2(高さ)×57.2(厚さ)ミリ。重量は本体のみで125グラムだ。

 1/1.75型の正方画素原色CCDを搭載。有効画素数は1010万画素で、EX-Z1000と同様の38〜114ミリ光学3倍ズームレンズ(35mm判換算)を組み合わせている。背面には新開発の高輝度2.6型高輝度ワイド液晶を採用。画面中央部の明るさは最大約1000カンデラという。

 画像処理モジュール「EXILIMエンジン2.0」は、画質の向上にくわえて動体解析技術を新たに搭載。動く被写体の速度や方向を解析してISO感度とシャッタースピードを制御する被写体ブレ軽減技術を実現している。さらに1秒間に最大7枚の連写を可能にした。メモリーの上限まで撮影できる連写機能としては「クラス最速」(同社)という。このほか、手ブレと被写体ブレを軽減する「アンチシェイクDSP」、電子式手ブレ補正付きの動画撮影機能なども備えた。

 記録メディアは、SDHC/SD/MMC/MMC Plusカード。15.4Mバイトのメモリを内蔵する。付属のリチウムイオンバッテリーで約370枚の撮影が可能だ。

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