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第67回 料理とマクロと美味しさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

» 2007年02月22日 09時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 そこで、もっと料理に近寄って、低い位置から撮る。そうすると立体感がでる。もうひとつは、お皿を回してみること。角度によって全然違って見えるから。

photophoto 斜めに近寄ってエビと菜の花をメインにして撮ったものと(左)、逆にはっさくとホタテのサラダをメインに、低い位置から遠近感を持たせてみたもの(右)

 立体感を出した方が迫力がある。

 料理の角度や構図は大事。

photophoto なんだかお子様ランチみたいだけど(左)、ちょっと角度と構図を変えてやるだけで雰囲気が変わる(右)

 低い位置から撮ると立体的になるけど、もちろん料理次第。それがベストというわけじゃない。

 この場合はちょっと上から色や盛りつけが分かるように撮った方がきれいだ。

 ついでに肉料理も。

 これも正面から普通に撮ると普通の肉料理だけど、ちょっと近寄ってお皿を回してやると

 また違った姿となり、立体感が出てディテールもよく分かる。

 ちなみに、後半の写真は+0.7から+1の露出補正をかけて撮った。

 ポイントは、色と明るさと角度に気をつけつつ、マクロ機能を駆使。あとは美味しそうに撮りたいと思う心かなあ。

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