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第68回 デジカメとトラブルの関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/4 ページ)

» 2007年03月08日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

電池がなくなりそうっ

 一番危ないのは、充電のし忘れ。残量表示は一見フルでも、すぐに落ち始める。出かける前は必ずフル充電に。でも出かけちゃったらしょうがないわな。

 電池の残量表示が残りひとつかふたつになった時点で対策を早めにとろう。

 一番重要なのは、撮影以外で電池を食う作業をできるだけしないこと。

(1)液晶モニター

 とりあえず、液晶モニターのバックライトは電気を食う。だから液晶モニターを使う作業はできるだけ減らす。

 撮り終わったらマメにスイッチを切る、余計なメニュー操作や再生はできるだけしない、の2点かな。再生は意外に電池を食う。

 さらに節約したいときは「バックライトを暗くする」。設定メニューに「モニターの明るさ」があるはず。これを暗くする。その分見づらくなるが、我慢するべし。

バックライトを暗くする、無駄な再生はしない……などは重要

(2)フラッシュ

 フラッシュも電気を食う。フラッシュを発光禁止にしておき、必要なときだけ手動でオンにするべし。

(3)手ブレ補正

 手ブレ補正は超小型のモーター(あるいはそれに似たもの)が常時動くので、昼間はオフにする、あるいは「撮影の瞬間だけ動作するモード」(機種によってはある)にする。

(4)温度

 バッテリーは極端に冷えてたり、熱かったりすると持ちが悪くなる。非常に寒い場所では使わないときはポケットに入れてあまり冷えないように。逆に炎天下のクルマの中に裸で置いておくのもダメ。夏になったら気をつけたい。

 連続して撮影してると徐々にバッテリーが熱を持ってくる。そういうときはちょっと休ませてさましてあげたい。

(6)劣化

 もしそのデジカメが買って2年以上たってて、最近持ちが悪いなあと思うようになった、というのなら、バッテリーの買い換えが必要かも。ケータイだろうとなんだろうと、充電式バッテリーは使ってるうちに持ちが悪くなっていくもの。あまり使ってなくても、何年もたつと劣化する。

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