筐体デザインが一新されたことで、キー配置も一部変更された。
前モデルでは背面に縦に並んでいたズームキーが、シャッターボタン周りに移動し、背面に親指を置くスペースができたのが一番の特徴だろう。2.7インチと液晶モニターを大きくしながら窮屈な感じはしない。電源スイッチの位置がレリーズボタンと入れ替わったのも誤操作が減ってよい。
電源スイッチは上面に。起動は非常に高速で、太い鏡胴がウイーンと飛び出てくる。当初のCaplio Rシリーズにみられた、無理して動作しているかのような危なっかしい感じはずいぶんなくなり、スムーズになった。
基本的な撮影セッティングはADJ.キーで。ここには4つまで機能を登録できる。露出補正とホワイトバランスとISO感度と、あとはお好みでひとつ、というのが一般的なところだろう。この機能のおかげで、露出補正やホワイトバランスをさっとセットできるのは便利。
円形十字キーの中央にあるMENU/OKボタンを押すとタブで区切られたメニューが表示される。ここではフォーカスモード、連写、シャープネス、色の濃さ、手ブレ補正など細かくセッティング可能。
フォーカスモードではAFやMFのほか、無限遠やスナップで距離を固定することができるのはなかなか便利。
8秒までの長時間露光や最近は搭載しているカメラが減ってきたインターバル撮影機能(撮影間隔は5秒から)も備えており、凝った撮影も可能だ。セットアップを使えばもうちょっと細かい設定もできる。
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