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第73回 海外旅行と準備と思い出の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

» 2007年05月24日 08時41分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

現地へついたらすること

 現地に到着したら、最初にカメラの日付と時刻を直そう。これは忘れがちなので注意だ。

 デジカメで撮った写真にはすべて「撮影日時」が書き込まれており、プリント時に日付をつけたり、日付順で並べ替えたり、検索したりするのに使える。

 なので、日本と時差がある国へ行った場合、撮影日時が日本時間のままだと、撮影データは夜なのに、写ってる写真は真っ昼間なんてことがおきる。現地で同じ日に撮った写真なのに、日本時間で見ると2日に別れちゃうということもある。

 最近の画像閲覧ソフトは日付単位で選ぶものが中心なので、それはちょっと寂しいもの。

 よって、忘れずに現地の時刻をセット。

 その前に、デジカメのセットアップの項目をチェックしよう。最近のデジカメは「世界時計機能」を持つものがあるからだ。

 それを使えば、デジカメの時計をいじらなくても、現地時間をセットし、それで撮ることができる。

富士フイルムのデジカメの場合、現地時間を現在時刻との時差でセットする。そして現地時間を選択すれば世界時計機能が働く
キヤノンのデジカメの場合、現地時間を世界地図から選ぶことができる。これで「訪問先」にセットすると、撮影時の画面に「飛行機マーク」が表示されるので、現地時間で記録しているというのがすぐ分かって便利

 必須機能ではないが、あると便利なのだ。

 最新モデルでも世界時計に対応している製品としてない製品があるので、自分のデジカメがどうなのかチェックしてみよう。

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