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» 2007年05月28日 09時00分 公開

新作DVD情報:人食い屋敷を巡る大冒険――「モンスター・ハウス」

どの町にも必ずある、怖い家のウワサ。そんな怖い家を題材にしたCGアニメーション。屋敷が動く!?想像しただけでも楽しい、スピルバーグとゼメキスの2巨匠が放つ、大人にこそおススメしたい娯楽作。

[本山由樹子,ITmedia]

モンスター・ハウス デラックス・コレクターズ・エディション

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(C)2006 Columbia Pictures industries, Inc. and GH One LLC. All Rights Reserved.

 スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたフルCGアニメーション「モンスター・ハウス」が、6月20日に2枚組デラックス・コレクターズ・エディションとしてDVD化される。

 特典はギル・ケナン監督はじめスタッフが参加した音声解説、少女が三輪車で走り回るオープニング映像の制作過程を追った“「オープニングシーン」ができるまで”、CG制作や臨場感あふれるカメラワークの裏側、撮影の舞台裏に迫ったメイキング、オリジナル劇場予告編集などを収録。なお、Blu-ray Disc版も同時リリース。DVDと同様の特典を収録し、価格は4980円。

 好奇心旺盛な12歳の少年DJは、怪しい向かいの家が気になり、毎日のように望遠鏡で監視していた。その家には、敷地に入る人間を執拗に追い回す偏屈な老人ネバークラッカーがひとり暮らしをしていた。

 ハロウィンの前日。向かいの家の敷地に入ったボールを拾うためDJが庭に入ると、激怒したネバークラッカーが現れる。ところが、彼は心臓発作で倒れ、救急車で運ばれてしまう。責任を感じたDJだが、無人のはずの向かいの家から何と電話がかかってくる。親友のチャウダーと共に、その家に“潜入捜査”を試みるが……。

 もしも不気味な家が生きていて、あらゆる物を飲みつくし、人間さえも食べてしまったら? 誰もが子供時代に考えたことがありそうな「もしも」を映像化したファンタジー。実写では生きている家を表現することが不可能だとして、ゼメキス監督作「ポーラー・エクスプレス」で開発されたパフォーマンス・キャプチャーを全編に使用。これによってキャラクターの表情と動きがリアルに仕上がっている。

 怖い家の住人ネバークラッカーの声を「ファーゴ」「モンスターズ・インク」のスティーブ・ブシェーミが担当するほか、「主人公は僕だった」のマギー・ギレンホール、「バス男」のジョン・へダーら声優陣もクセ者ぞろい。

 スピルバーグらしく郊外の住宅地に住む少年の物語であって、ゼメキスらしくワクワクドキドキのB級ホラー仕立て。でも、なぜこの家がモンスター化したかが明かされる後半は、ちょっぴり物悲しい。

 アカデミー賞長編アニメ賞やアニー賞などにノミネート。童心を失っていない“映画マニア”コンビが作った野心作。この巨匠たちの作品を見て育った大人たちにこそ、ぜひおススメしたい!自由自在に歩き回るモンスター・ハウスは、むしろ大人の目に楽しいはずだから。

関連サイト:http://www.sonypictures.jp/homevideo/monsterhouse/index.html(公式サイト)

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モンスター・ハウス デラックス・コレクターズ・エディション
発売日 2007年6月20日
価格 3990円
発売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
販売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
スタッフ 監督:ギル・ケナン/製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ロバート・ゼメキス、ジェイソン・クラーク、ライアン・カヴァノー
声の出演 ミッチェル・ムッソ、サム・ラーナー、スペンサー・ロック、スティーブ・ブシェーミ、マギー・ギレンホール
上映時間 91分(本編)
製作年度 2006年
画面サイズ シネマスコープサイズ・スクイーズ
ディスク仕様 片面2層/2枚組
音声 (1)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 (2)DTS/5.1chサラウンド/英語 (3)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 (4)音声解説
特典 オリジナル劇場予告編集/「モンスター・ハウス」の舞台裏/「オープニングシーン」ができるまで/「モンスター・ハウス」の世界

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