調査リポート
» 2007年05月30日 13時15分 UPDATE

+D Voice:レンジを「オーブンレンジ」と考えるなかれ

広く普及したレンジ(オーブンレンジ)だが、最近の高級機種では「蒸気」の搭載が当たり前になりつつある。

[渡邊宏,ITmedia]

 毎度お馴染み、お手軽アンケートツール「Quick Poll」。今回のお題は「いま興味のある生活家電は?」。5月も終わりに近づき、夏ボーナスの使い道を考え始める人も徐々に増えるこの時期、最も関心を集めたのは?

photo

 結果はご覧の通り。エアコンから食器洗い乾燥機、洗濯乾燥機、空気清浄機、IHクッキングヒーター、スチームオーブンレンジと選択肢を用意したが、IHクッキングヒーターへの関心が他の選択肢に比べると低いことを除けば、さほど差のつかない結果になった。

 基本的に生活家電は家庭内での寿命が長く、利用中の製品に不都合を感じない限り買い換えを検討することは少ない。そのことも、このような結果になった要因のひとつと思われる。ただ、それだけに、いざ買い換えを考えてパンフレットなどを集め始めたりすると、家電の進歩に驚く人も多いはず。

 例えば結婚を機にレンジの買い換えを考え始めたとしよう。単身者向けに販売されているレンジの多くは電子レンジとオーブントースターの機能を併せ持つオーブンレンジだが(電子レンジのみの単機能製品も多い)、家庭向けとして各社が用意するフラグシップモデルの多くが、蒸気(過熱水蒸気)で調理する機能を持っている。これはここ数年で顕著となってきた傾向だ。

 「蒸気で調理するレンジ」――これだけでも数年ぶりに買い換えを検討する向きにとっては大きな驚きになるが、最近の製品では「うまみを高める調理法の搭載」をうたう製品が多い。蒸気を使うことで減塩/減脂を行うことはもちろん、同ジャンルの先駆けとなったシャープの「ヘルシオ」は「酸化と細胞破壊を抑え、おいしさキープ」とアピールし、ナショナルの「スチームエレック」は「レンジとヒーター、スチームの合わせ技でプロの味」とうたう。

 ものがものだけに試用しながら自分にマッチした製品を探すことは難しいが、「蒸気」という新要素が入るだけで調理の幅が広がることだけは間違いない。確かにこれらの製品は価格もそれなりにしてしまうが、単純な買い換えと考えず、新しい調理器具を購入すると考えればまた違った価値を見いだせそうだ。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.